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ヴィジュアル、サウンド、テキスト、コードの間を彷徨いながら、感じたこと考えたことを綴ります。

居住地と職業によって、今、すべきことは、異なる。

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私たちは、現被災地の状況を注視し続け、募金、物資調達と輸送の手配、ボランティア、献血などの支援を、可能な限り行うべきですが、かといって、心のすべてが震災一色で埋まってしまってもいけないと思います。
それぞれが、自分のしなければならないことを、すべきです。
復興のスピードアップと、これ以上のダメージを避けること、この2つのために、私たちは、従来の数倍の速度で、自分の仕事や作業をこなす必要があると思います。

被災地以外、且つ、原発立地県以外、且つ、学生。
これまで通りの生活を続けるべきです。
自分の目標に向かって歩きましょう。

被災地以外、且つ、原発立地県以外、且つ、社会人。
復興資金を獲得するため、これまで以上に、前向きに、仕事に注力する必要があると思います。

被災地以外、且つ、原発立地県の住民。
これまで通りの生活をおくりつつ、早急に、備えを万全にしなければなりません。
特に、四国、愛媛!!(とにかく温暖呑気なところなので、繰り返し書いています...)
緊急時には、可能な限り自分たちの手で自分たちを助けられるよう、いますぐに、次の作業を行う必要があります。
そのことが、現被災地の復興に、できるだけ長く支援の手を止めておくことに、つながるんです。
備えをしていなかったために、現被災地からの支援の手を奪う事態に陥ることは、絶対に避けなければなりません。
「まぁ、そのうち...」「明日、何かが起こるわけじゃないと思う」「どうしよう、どうしよう(自治体への丸投げ)」[その時は、その時、なるようになる」などと言うのは、この震災から何も学んでいないということであり、多大な犠牲を払っている被災者の皆さんに対して失礼だと思うんです。

いますぐに行うべき作業
・危険個所の確認(土石流、津波等、自治体配布の防災マップを参考に)
・一時避難場所の確認
・安否確認方法の確認
・家具、家電の固定
・非常持ち出し品のチェックと不足分の追加(追加購入は、被災地への支援物資調達の妨げにならない程度に)
・原発と電気の需給問題について、真剣に考えること

危険個所を確認すれば、道路の寸断箇所が分かります。
四国の場合、本州と異なり、避難するにも道が限られます。
原発近辺にお住まいの場合は、自治体の避難マニュアル作成まで待たずに、避難場所、移動方法を、いますぐ調べるべきではないでしょうか。
四国では、外部からのアクセス方法も限られます。2本の橋、空港からの道。そのうち複数のアクセスが絶たれたら、入ってくるヒトとモノは、極端に少なくなります。
四国は、日本の中の孤島です。

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