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ヴィジュアル、サウンド、テキスト、コードの間を彷徨いながら、感じたこと考えたことを綴ります。

同じCMのサウンドが、頭の中をぐるぐる回り。

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Visual Studioに向かっているのだが、公共広告機構のCMが、頭の中をぐるぐる回り、困惑している。

Option Explicit On
楽し~い仲間~
Imports System.Xml.Linq
タラララ~

昨日など、30分のニュースの間に4回(だったような)。
私は、ACのサウンドロゴよりも、くだんのCMソングの方が気になる。
ひとつのCMの中で商標名を繰り返す「連呼型」ではなく、複数の番組にわたってCMを繰り返す「連呼型」って、あったっけ。何でもお笑い化してしまう関西人としては、サブリミナルかっ、と、ブラックなツッコミのひとつもいれたくなる(もちろん、本気でそんなことを思っているわけではない、予測不可能な事態におけるアクシデントだろうと思っている、念のため)。

......あれだけのCMの放送枠ともなれば、相手が私企業なら、たいへんな金額であろう。
その放送枠を、いくら公共的な内容とはいえ、同じCMで埋め尽くすのは、時間がもったいないように思われる。
私の目には、避難所暮らしの人たちの手のひらに湛えた飲み水がこぼれていくかのように、映る。

一視聴者の私見でしかないが、動画でなくてもよいのではないか。音楽だってなくてもいい。制作時間をかけて作られたかっこいいものでなくてもいい。

個人情報の問題があるのかもしれないが、避難所や医療機関に掲示されている名簿を順次映せないものだろうか。
そうでなければ、各自治体の住宅支援情報を流せないものか。
被災者自身は見ることができなくても、拡散された情報が耳に届くかもしれない。

あるいは、日本の風景写真でもいい。
さらに、各国語のテロップで、支援してくれている海外の人たちに、「ありがとう」を伝えることができるなら、もっといい。
これも、海外在住者は見ることができなくても、拡散された情報が耳に届くかもしれない。

ただし、これは被災地の外でTVを見ている者の安直な考えにすぎない。
重要なのは、被災地の人たちが、とくに避難所暮らしの人たちが、全国に向けて、緊急に伝えたいこと、だと思う。

昨日時点で、臨時CMを制作するというニュースが流れているが、とにかく早く作って電波に乗せてもらいたいものである。

そういうCMを提供することこそ、広告業界にしかできない、最大の支援活動だと、今はコンシューマー側の私は思う。

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