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Windows 10アップグレード

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先週のWindows 10ローンチのタイミングと前後して手持ちのPCに対してWindows 10のアップグレード予約を行いました。

ローンチ後、どの程度の期間で実際にアップグレードされるのか、全く予想がつきませんでしたが、昨日アップグレードする準備ができた旨通知がありました。

約1週間かかったということで、これが早いか早くないかは人によって判断が異なる所でしょうが、膨大なWindowsのインストールベースを考慮すれば、この程度の期間でスケジューリングできたというのはすごいことかもしれません。

早速ダウンロードしてアップグレード(ちなみにバージョンアップというのは完璧な和製英語なので、さすがにマイクロソフトさんは、バージョンアップとは呼んでいませんが、日本人にはバージョンアップのほうが通りがよいです)を開始しました。

途中ファイルをネットワーク経由でコピーするためにそれなりの時間が経過しました。

その後順調にインストール作業が進みました。

しかし、予想より長い時間が経過し、進捗の%が45%を超えた当たりでなかなか進まない状況になりました。

このままじっと待つのも時間の無駄ということでしばらく放置していた後に、次にスクリーンをみた所、前のバージョンの復元を行っている旨のメッセージが表示されていました。

あれっと思いながら、このプロセスもかなり長い時間経過して、終了しました。

やっとログインできる状態になったので、ログインしてみましたが、以前の8.1の状態のままでした。

メッセージ通り、バージョンアップをあきらめて元の状態を復元していたのでした。

Windowsアップデートの状況を確認すると、確かに更新が失敗している旨のメッセージがありました。

そこにエラーコードらしきものが記載されていて、詳細を知りたければ、このリンクをクリックせよと書いてあったので、その通りにした所、該当するコードに対応するメッセージがないとのこと

我々の製品もあまり人のことは言えないですが、Windowsの場合エラーコードの値からばっちり原因が究明できて一件落着とはなかなかいきません。

そうこうしている内にシステムディスクの空き容量がかなり少ないことに気付きました(ちょっと古いSSDなので80GBしかありません)。

ひょっとしてこれが原因かもと思い、余計なファイルを削除することで空き容量を十分に確保しました。

そして再度チャレンジしましたが、残念ながら同じように最後には復元プロセスが走り、またも失敗しました。

ここでいったん作業は休止しました。

次の日、そのエラーコードを頼りにググってみると、同じエラーコードでアップグレードが失敗しているケースがありました。

しかし、リリース開始からそれほど時間が経過していない状況で、原因究明と解決策はまだどこにもポストされていない状況でした。

そんな中、直接的な記載ではありませんが、シンボリックリンクを使っていると予期せぬ問題が発生するということが書かれたページにたどり着きました。

そこで思い出したのは、以前iCloud Driveのデータを同期するファイルの場所をシステムドライブ以外に移すためにシンボリックリンクを設定したことでした。

実際にはシンボリックリンクを設定することによるiCloud Driveのデータ同期にはいくつか問題があったので、そのシンボリックリンクの使用を断念した経由がありました。

ただ、使ってはいない状態ですが、設定だけは残っているという状況でした。

そこでだめもとでシンボリックリンクを削除してみて、再度アップグレードを行いました。

結果は、見事正解でした。

今回は、無事最後まで処理に問題なく無事Windows 10への移行が終了しました。

しかし、昨日のアップグレードでは計4時間程度の時間が無駄になった感じです。

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