アマゾンのドル箱となったAWSがこれほど破壊的である理由
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この記事はそこそこ古い記事ですが、最近益々現実味を帯びてきたなあと感じます。
この記事の趣旨は、アマゾンの強みは元々利益率の低い世界から上がってきたという事実が、既存勢力のITベンダーの高利益追求型のビジネスに与えるインパクトが強力であるということだと思います。
一方クラウドの世界では、全てがパブリッククラウドに行くのは不可能で、その隙間を埋めるのがプライベートクラウドであるとの認識で、プライベートクラウドの世界では旧来のITベンダーに大きな強みがあるという話だったと思います。
しかし一方でパブリッククラウドとプライベートクラウド間で連携が必要となることもよくありうる話なので、結局企業のクラウドはハイブリッドが主流になるという方向性だったのではないかと思います。
そして、最近漏れ聞くところでは、そのハイブリッドと称するクラウドが実はつぎはぎだらけの実に美しくないシステムになっているということで、それではクラウドにした意味が半減するという本末転倒が発生しているとのことです。
プライベートクラウドそしてハイブリッドクラウドすらも過渡期のクラウド形態で、最終的にはパブリッククラウドに収れんするということが起こりそうな気がします。
これは本当に破壊的なことかもしれません。
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