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データビジネス創造フォーラム 野口氏の講演

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9月25日にデータビジネス創造フォーラムで特別公演を行いました。
内容は、アナリティクス・プラットフォーム構築のあまり語られない重要なポイントと題して、インターシステムズのビッグデータ戦略について紹介させていただきました。

それはさておき、基調講演を行ったInterBusiness Corporation President & CEOの野口氏の話が面白かったので、簡単に紹介したいと思います。

グローバル競争に向けた日本のIT戦略と組織の弱点

1時間強にわたる長い話だったので、それを詳しく紹介することはそもそもできませんし、細かいことを書くのはある意味営業妨害なので、簡単に言うと、今米国のレガシー企業が新興IT企業に事業領域をどんどん攻め込まれていて、防戦一方だったのが、最近反撃に出ている。

という内容の話でした。

具体的には、レガシー企業が今力を入れているのがIT部門の強化でGEなどはITラボセンターを立ち上げてそこに何千人だか何万人の人員をつぎ込んでいるとのこと。
しかもそういうIT要員のほとんどがアプリケーションエンジニアというよりは、インフラ構築のスペシャリスト。

つまり新興IT企業と同様自社のITインフラのアーキテクチャ設計、実装を自社で行おうとしている。

これこそがITこそが事業の命脈を握っているとの認識が浸透しているあかし

という話でした。

翻って日本の企業のCEOがこういう決断をすることがありうるか?

こんな状態でグローバルマーケットで勝負できるか?

という日本企業への叱咤激励という感じでクローズしたという感じです。

私自身は常日頃感じていることを再度確認させてくれたという感じですが、インターシステムズも米国の企業である以上、この土俵で勝負せざるを得ないわけで、こういう前提ではない日本マーケットに我々のメッセージがもうひとつピンと来ていないというのはある意味必然的なことのように感じました。

かといって日本企業がこの土俵に出ていって勝負になるのか、かなり疑問ではあります。

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