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ハイブリッドDB

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以前からこの言葉はちょくちょく使われていて、実際インターシステムズのデータベーステクノロジーもリレーショナルデータベースとオブジェクトデータベースのハイブリッドやら多次元データベースとリレーショナルデータベースというカテゴライズをされて雑誌等で紹介されていた時代もありました。

その後、リレーショナルデータベースとXMLデータベースを合わせたものをハイブリッドデータベースと呼ぶことが少しブームの時期がありました。

最近はXMLデータベースという話もあんまり聞かないのでその手のハイブリッドデータベースがどうなったかわかりませんが、またちょくちょくハイブリッドデータベースという話を聞く機会が増えてきました。

そして今回はリレーショナルデータベースとカラムベースデータベースのハイブリッドというのが静かなブームのようです。

実際IBMさんは、以前DB2がリレーショナルデータベースとXMLデータベースのハイブリッドであるという宣伝をしていたはずですが、最近ではDB2はリレーショナルデータベースとカラムストアデータベースのハイブリッドであると宣伝しています。

DB2はインメモリ/カラムストアDBの実装で「ハイブリッド・データベース」になる

まあ意味としてはハイブリッドには2つ以上という意味が含まれるのでXMLデータベースも合わせて3つの異なるデータベースのハイブリッドという言い方も成り立つわけですが、決して3味一体で宣伝することはありません。

実際問題として3つ以上では焦点がぼけてしまいますしね。

今回のハイブリッドが以前のハイブリッドと少し違うのは、いままではデータを冗長に持つのではなかったのに対し、今回は目的に合わせて同じデータを冗長に持つという構成である点です。

ストレージのサイズが大きくなってデータを冗長に持つことがそんなに悪ではない時代になったということかもしれません。

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