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クラウドOS

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http://www.atmarkit.co.jp/fserver/articles/briefings/09/01.html

ITで生計を立てて、かなり長いですが、IT系の進歩は、速く、最近益々わからないことが増えていくような気がします。

仮想化について大雑把な概念は理解できても、細かい実装の部分でわからないことだらけでしたし、クラウドに関しては、Googleの検索がいろいろなサーバーで分散されて実行されているんだなと理解はしていても、それがどういうしくみで実現されているかは、全くわかっていません。

そんな状態で今度は、仮想化とクラウドの結合です。

仮想化は、基本的にサーバー集約の技術、クラウドは、サーバー拡張の技術ということで、ある意味反対方向を向いていたと思いますが、それが今度は同じ方向に向きつつある感じです。

VMWareの発表を詳細に見たわけではないので、大きな誤解をしているかもしれませんが、ここでクラウドOSといっているのは、複数のサーバーリソースを仮想的に1つのリソース群とみなし、その巨大サーバー上で1つの仮想OSが動作するというイメージでしょうか?

あとは、負荷によって、サーバーリソースを付加すれば、勝手にスケールしてくれる。

GoogleやAmazonのようにアプリケーションレベルでクラウド化を考えずにスケールできるという夢のようなソリューションのように聞こえました。

まあ、現実はそんなに簡単にはいかないでしょうが。

しかし、物理的にどこで何が動いているか全くわけがわからない世界ですね。

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