ユーザーコミュニケーション強化 開発者ブログ、google groupなど
»
ソフトウェアベンダーの製品ポートフォリオは、年々複雑になっていく宿命ですが、そうすると、従来型のメッセージ発信では、製品情報が、ユーザーに届きにくくなる、またユーザーニーズの吸収が難しくなるという状況になっていきます。
ソフトベンダーの大小にあまり関係なく、どこも似たような状況だと思いますが、こういうギャップを埋めるべく各ベンダーが行なおうとしていることは、マーケティング組織を飛び越えて、直接開発部門がブログを始めたり、開発者コミュニティを形成すべく、Google Groupのようなツールを駆使して、インターネット上にコミュニティを形成しようという動きがあります。
インターシステムズも最近こういう動きを強化しており、テクノロジー別のGoogle Groupやブログを矢継ぎ早に開始しています。
ソフトウェアベンダーの多くは、本社が欧米なので、当然、これらのコミュニケーションは、英語中心であり、日本語は入り込む余地がありません。
これらは、日本法人に体力があろうがなかろうが、タイムリーに翻訳するのも難しいですし、そもそも日本のユーザーが質問したい内容を誰かが翻訳してあげるなどというサービスもちょっと考えにくいです。(それこそ、これらのツールの売りである臨場感を損なうものなので)
完璧な機械翻訳は、まだまだ先だと思いますので、日本人のITエンジニアにとっては、だんだんと難しい状況になりつつあるという感じです。
SpecialPR