成功する考え方シリーズ vol 5 吉田賢治郎氏
今回の Successful mind はITmediaのオルタナティブ・ブログで人気ブロガーの「けんじろうとコラボろう!」の吉田賢治郎さんです。賢治郎さんは常に明るく誰に対しても気さくな方です。また、仕事、家族、仲間をとても大切にする方なので残業や付き合いも多く、日々4,5時間しか眠ないとのことですが、短い睡眠時間でどこからその元気が出てくるのかといつも感心させられます。では、そんな賢治郎さんとのインタビューから学んだことを読者の皆さんに共有します!(ちなみに賢治郎さんは私の元上司で、色々な面でお世話になりました)
1.「カッコイイ」かどうかが判断基準
学校の勉強はほとんどしない学生だったが、プログラミングの本を読み、「カッコイイ」と思った。また、NECやIBMなどの英語3文字の会社の名前も「カッコイイ」と思いプログラミングなどを勉強してITの世界へ入った。これはすべて「カッコイイ」がモチベーションだった。
2.社会にでたら学歴はハンディー・キャップにならない
専門学校卒の賢治郎さんは自分の能力は周りに比べて決して高いものではない考えていた。なので、能力の高い人に追いつくためにはその人たちの2倍3倍の仕事や勉強をすればよい。またその上にいくためには4倍5倍のことを継続的にやればよいと常々考えていなので仕事でハンディーを感じることは余り無かった。
3.環境や事実は変えられない
前のハンディー・キャップでも言ったように「学歴がない」や「能力が劣る」などは変えられない事実なので、それはそのまま受け入れて、自分の足りないところを人より時間を使い工夫し、努力で埋めていけばよい。
4.変化の著しいIT業界はチャンス
自分はITが大好き、理由は変化が激しいからこそ新しいものを直ぐに覚えればプロフェッショナルの人たちと同じ土俵に立てる可能性がある。また覚えたものを継続して学んでいくことでスペシャリストとしての地位を気付くことができるチャンスも生まれる。
5.「勉強しろ」や「仕事をしろ」は言わない
子供に対しても部下に対しても同じで、「勉強しろ」や「仕事をしろ」は言わない。ただし、何かにチャレンジさせるきっかけやチャンスはどんどん与えてあげるように心がけている。なぜかと言うと自分で決めたことは皆きちんとやるが、人から言われた事は「やったように見せる」ので身につかない。
賢治郎さんの最後のメッセージは"仕事で成長していくためには「ユニーク・バリュー」を持つようにする事がとても大事。例えば、この分野に関しては xx さんに聞けばよいという人間になれば周りが自然にエキサイトな仕事をくれるようになる。"でした。
では、次回もお楽しみに!