成功する考え方シリーズ vol 16 小池 弘起氏
今回は「日本一情熱のあるランドセル屋さん」として雑誌に紹介もされ、「想い」から生まれる「情熱」を感じさせてくれる小池氏から学んだ事を皆さんと共有したいと思います。
- 売り上げが突然伸びた瞬間
以前はサイトでランドセルを販売することが目的となっていましたのだと思います。ただし2005年頃に「これは素晴らしい!」というランドセルに出逢うことができ、サイトで発信している情報が足りないということに気がつきました。徹底的に情報を増やしていった結果、少しずつ売れるようになりました。つまり自分が今まで記載していた内容が間違っていることに気付き、情熱のこもったメッセージをサイトに記載することで2006年頃から売り上げ突然伸びました。
- フォーカスがずれていた
売れるためには良い商品であることは最低限の要素ですが、商品にだけしか目が行っていなかった自分に気がつきました。「ランドセル」という商品を良いものですよ!と言って売っていただけだったということです。商品だけにフォーカスを当ててしまうと大手などが安売りをし始めると売れなくなってしまいます。まず、ランドセルを買うのは子供ではなくお母さんだということに気付きました。お母さんが子供のために買うということを前提にしたメッセージに変えていくことで自分のメッセージとお客様のニーズが一致するようになりました。
- なぜ私から買うのか?
自分も商売でやっているのでもちろん売るためにサイトを運営しています、ただ「売る」ことに意識が行き過ぎてしまうとうまく行かない場合が多いということに気付きました。うまく行かなかった時を振り返ると「売りに行き過ぎていたな」と感じることが多々ありました。私は「このランドセルを買うことでお母さんそして子供達がいかに幸せになれるのか」ということをアドバイスしてあげる専門家であるべきなのです。つまり、ランドセルの選び方を教えてあげるコンサルタントとしてお客様に接するので価格だけで決めるのではなく、総合的な評価でお客様が私から買ってくれます。