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成功する考え方シリーズ vol 18 赤坂 剛史氏

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今回は世界で最も過酷なマラソンと言われる、サハラ砂漠、アタカマ砂漠、ゴビ砂漠などを完走し、世界でも限られたアスリートのみに参加が許される南極大陸マラソンを走った経験をもつ赤坂 剛史氏が過酷なマラソンにチャレンジする目的、そしてその挑戦から得たものを皆さんと共有させていただきます!

  • 運動が苦手であった子供時代

小学生の頃に体重が増えて太り気味になってしまったため、体育の成績が5段階で下から2番目でした。クラスでも運動ができないワースト3に入るような状況でした。また走るのは苦手であり持久力を必要とするスポーツは全然できませんでした。球技は好きでしたが得意ではなかったので、プラモデルを作ったりするのが好きな子供でした。

  • 魅力的な仲間達

フルマラソン、ウルトラマラソン、そしてサハラ砂漠マラソンと参加して感じたことは参加者にとても魅力的な人が多いことです。彼らはとてもエネルギッシュで人生を本当に楽しんでいます。足の爪などの痛みは時間が経てば治りますが、クレイジーで魅力的な仲間と一緒に過ごした充実した時間への思い出には心が惹かれます。その仲間達とメールやフェイスブックでやり取りをしていると「次にこのレースにでたら面白いよね」となるのでまた彼らと再開できるのであればレースに参加しようかな?という状況でした。私はバックパッカーで世界中を旅する事が好きだったので、レースの時に気が合う仲間達とドミトリーのように一緒に生活する事がとても楽しく充実した時間でした。

  • レースでの出来事から得た発想の転換

初めて出たサハラ砂漠のレースでは夜は道が見えなくなるので迷ってしまう事が怖くて日が暮れるまでにできるだけ走ろうと必死になって走っていました。そしたらとても素晴らしい景色の場所で自分よりもかなり年配のドイツ人が「おい、そこの日本人」と私を呼び止め「こんなに素晴らしい景色が広がっているのにどうして皆そんなに急ぐんだ?もっと楽しまなきゃ」と言いました。始めは早くしないと日が暮れてしまうと恐れていましたが、待てよ。。。日が暮れたら怖いという感覚そのものを変えればもっとレースが楽しめるのではないかと考えさせられました。またその考え方でレースだけでなく人生そのものをもっと楽しめるのではないかという雷に打たれたような「気付き」を得ました。その後は彼と一緒に景色を見たり写真を取ったりしながらのんびりと過ごしました。

  • 白山ジオトレイルの開催

自分がレースを完走したことで「勇気や元気をありがとう」などのコメントをもらうようになりました。そのため自分だけでなく他の人たちにも元気になってもらいたいという気持ちから日本でのレース開催を企画しました。勇気や元気をもっと多くの人が持てるようになれば日本はもっと元気になる。そのような思いが強くなり7日間250キロというレースを日本で開催しました。今年で3回目となりますが皆にレースの素晴らしさを感じてもらいつつ地域の活性化にも繋がっていると感じています。レースは競うことが目的ではなく「共に走る」ことをスローガンとして掲げています。レースの後は個人で参加されていた方も含めて皆が「何かを一緒に成し遂げた仲間」という形でフェイスブックなどで繋がっています。人生を楽しみたい方は是非「白山ジオトレイル」で検索してください(http://www.hakusangeotrail.com/)。

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