成功する考え方シリーズ vol 17 古川 茂男氏
今回はアメリカ、オーストラリアでギターと英語の腕を磨き日本でも意欲的な活動をしているシゲさんこと古川茂男氏とのインタビューを皆さんと共有したいと思います!
- ニューヨークでの生活
英語がほとんど話せない状態で行ったので最初の3ヶ月間は自分でも信じられないぐらい勉強をしました。なぜなら3ヵ月後にはホームステイを出て自分で部屋を見つけて音楽の勉強を始めないといけなかったからです。自分をとことん追い込んだことで3ヵ月後には何とか自分の意思を英語で言えるぐらいにはなりました。そして Jazz bar を回っていたらこの人だというギターリストに巡り会いギターを習いながら、演奏を地下鉄でやっていました。
- 尊敬するギターリストとオーストラリア
大好きなギターリストTommy Emmanuel の母国、オーストラリアにも行きました。ワーキングホリデーで行きましたが、ニューヨークに似た雰囲気のメルボルンが気に入りそこで音楽学校に行くことにしました。バスキング(路上演奏)をやっていた時に知り合った人に良い学校があるよと言われた事が入学のきっかけでした。学校はほとんどローカルの学生だったので英語と音楽の両方を学べるという自分にとってはメリットしかない環境でした。また、先生のレベルも非常に高く、音楽業界で著名なアーティストと演奏をしているような方々でした。
- 曲へのこだわり
オーストラリアでアルバムを作りたいと考えていたのでソロギターアルバムを作りました。その他にも学校の仲間とバンドを組み自分の曲をレコーディングしたりしましたが、自分が歌うことは基本ありませんでした。よく歌わないの?という質問もされますが、自分で歌ってしまうとイメージしていた曲にならないことが多いので、曲はすべてギターでの演奏だけとしています。
- 帰国への不安と発想の転換
日本に戻ってくる前にはオーストラリアでもう少し名前を売ってからでないと自分が演奏する場所があるかどうか不安でした。ただし帰国前に「演奏する場所がないのであれば自分で作ればいい」という発想が浮かびました。現在はギターも教えていますが、各地でいろいろなイベントの企画・開催をしています。自分で自分の演奏の場所を作り共感できる音楽仲間にも出演してもらうことで、ほかの仲間が同じようなイベントを地元で企画し自分を呼んでくれるようにもなりました。例えば、千葉で夏の恒例として「ナッツパーティー」という野外イベントを主催しています。また近々ミュージシャン仲間と一緒に沖縄でもイベントをやる予定です。