成功する考え方シリーズ vol 12 坂本 憲彦氏
今回は「速読」や「英語」などの教育・学習支援や起業家支援事業を営んでいる株式会社ナレッジアクション 代表取締役社長の坂本憲彦さんとのインタビューを皆さんと共有したいと思います!
- 0から1を作るには違う考え方が必要
銀行に就職することを選んだのも経営の事などが学べると思ったところがありましたが、いざ起業をしようとすると何から初めてよいかまったく分かりませんでした。銀行は既存の事業に対してお金を貸したりはしますが、0から1を作る機会がなかったのでその分野の経験はありませんでした。そのため、自分でビジネスを始めようと上京して来ましたがその方法が分からず、結局は転職活動をすることにしました。
- 企業は独立したい人を好まない?
東京に来て直ぐに転職活動をし10数社を受けましたが、全部ダメでした。面接の際に「将来なにをしたいですか?」という質問に対して「独立したいと考えています」という回答が多分いけなかったのだと思います。また「どうなりたいですか?」という質問には「社長になりたいです」と答えていました。今であれば、相手が何を聞きたいかを考える事ができますが、その当時は自分の本心をそのまま言っていました。
- インターネット・マーケティングとの出会い
転職コンサルタントと言われる人に20代で起業といっているのは世間知らずで通るけど、30代で起業したいといっている人は会社では余り必要とされていない人材だよと言われ、ショックを受けました。そんな時にインターネット・マーケティングを教えてくれる人に出会い、ビジネスをネットで広めていく方法を学び、自分のビジネスをスタートさせました。
- 自分の得意な分野を見つける
銀行という職業柄、不動産投資などの仕事にかかわることがありました。また「金持ち父さん、貧乏父さん」などもよく読んでおり、自身も不動産投資をやっていたので、そのノウハウをまとめて教材を作成しネットで販売したのが最初のビジネスでした。その後、セミナーにも人が集まるようになり本格的なビジネスがスタートしました。
- 成果を出す為に一番大事なものは「人の想い」
ビジネスで成果を出せる人や出せていない人を多く見てきました。その中で成功する人と成功しない人の差は自分のビジネス対して「想い」があるかどうかだと思います。「なぜ自分がそのビジネスをやりたいのか?」という理由がとても大切です。なぜならビジネスに問題はつきもので、大きな問題が発生した時にお金から入ってしまった人は「あきらめてしまう傾向」があります。逆に、ビジネスをやりたい理由が明確となっていれば、どんな問題が出てきてもあきらめずに解決をするために行動ができます。