新入社員はスーツに着られているのか?
初めまして、研修講師をしている川口玲子です。
講師をしていて " 気になるモノ、者 " について発信していこうと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
4月に入り、あちらこちらで新入社員と思われる人物を多く見かけます。
一般の社会人の中で、なぜか就活生と新入社員は、すぐに見分けがつきます。
しかし、それも夏が過ぎ秋になる頃には、ほとんど新入社員とそれ以外の若手社員の見分けがつかなくなります。
先日も講師仲間とその話をしていたところ
仲間「だんだんくたびれてきちゃうんだよね〜」
私「えーそんな。まだ一年目の社員が、中年のようにくたびれるなんて言われ方されたら悲しいよ。」
仲間「じゃあ、なぜ彼らは見分けがつかなくなるの?」
私「スーツの着こなしができてくるんだよ。」
これはいつも、専門学校の学生に言っていること
つまり、スーツは着慣れていないと、着方がぎこちなくなります。
学生達は、キャリアの授業の日など、月に1回はスーツを着てくる日があります。
その意義について、私は学生に"スーツに着慣れるためだ"と説明してきました。
でも待てよ・・・それ本当かな?
確かに着るのに慣れるはそうですが、それだけで見分けがつかなくなるのでしょうか?
そこで私が導き出した答えは!
つまり新入社員になってすぐは研修やらOJTやら、ほとんどが受け身で教わることばかりです。それが夏ごろから配属が決まり、仕事の現場にいることで、自らが働いている現場を感じます。つまり、
研修や教育といった受け身の立場から、徐々に能動的、自発的に姿勢が変わってくる
のです。
「えーうちの部下は、まだまだ受け身だぞー」とおっしゃる声も聞こえてきそうですが、
いやいや彼らなりに動こう、動かねばと思う気持ちは持っているのです。
そんな意思がスーツ姿を変えていくのではないでしょうか?
そのうち
と、先輩にくってかかってくるのかも。。。ああ、これはクドカンのドラマの話でした。
研修講師としては
研修成果がでている証
と言いたいところですが、
それは言い過ぎと言われそうなので、やめておきます。
じゃあ、学生なのに妙にスーツが似合って、居酒屋にいそうな奴はどうなんだー
という件については、どこにでも例外はいるということで・・・。