【読んでみた】20代のみなさん、四の五の言わずに読みやがれ!(・∀・)
東洋経済新報社さんに本をいただきました。ありがとうございます。
実は来週、朝活の大きなイベントが控えておりまして、その出演者さんということで小山さんのこの新刊をいただいたのですが、すごくシンパシーを感じた一冊でした。
タイトルはちょっと照れちゃう感じですが、良書です。
文字通り、30代後半の小山さんが、20代の後輩に贈る、生き方の指南書。
そう、こういう本があれば、今の自分ももう少し変わっていただろうなと悔しくなるわけですが、いや、そもそも20代の頃なんて、本なんてほとんど読んでいなかった時期。もし誰かがこの本を教えてくれたとしても、読まなかったのでしょうね。
後にも先にもあれほど本も読まずにボケ~っと過ごしていた時期はありませんもの。
それどころか、書店でビジネス書コーナーで立ち読みしている年上のサラリーマンを見て、「そんなもの読まなきゃ仕事できないのかな?」ってちょっとバカにしていたほどです。まったく最低です。
まぁ幸い、その後大きな会社から出て、零細企業に転職し、いわば何の看板もない状態で働きだした時に、自分がいかに何もできないか?今までの仕事は会社の力で何とかなっていただけだということをガツン!と思い知らされましたので、ビジネス書でも何でも読むようになりましたが。(^^ゞ
20代の頃って、最初は何もわからないからガムシャラに数をこなしていくわけですが、やはりどこかで脱皮をしなきゃいけないわけです。
その狭い視野をぐんと拡げて、俯瞰できるようになった者は、きっと会社でも出世していくのでしょうね。
しかし、徐々に社内でも頼りにされて目の前の仕事に流され、なかなか次のステップに踏み出しにくい時期でもあります。
わたくしの場合は、転職によってそれに気付けたわけですが、同じ会社にいるとしたら、そのままきっかけを掴めないまま、、、という方も多いのではないかと思うのです。
そんな状態の人に、この本は平易な語り口で「それ」を教えてくれます。
今、わたくしがいろいろ動いていること、ほぼそのままが小山節で書いてあり、共感レベルが非常に高かったです。
例えば、『持っている時間の20%を、「新しいこと」に割り当てよう』というくだり。3M社の「15%ルール」やgoogleの「20%ルール」について書かれています。
これは、業務時間の中で、それだけの割合を「自分の仕事以外の好きなこと」にあててよいというものですが、それによって社内が活性化し、イノベーションが起きやすくなる事例です。
わたくしは、これを「リワイヤリング(アイデアや人脈のつなぎ替え)」を増長させる方法、ソーシャルメディアの恩恵のひとつとしていつもセミナーなどでお話しています。
これって小山さんが言いたいことと同じだと思うんですよね。
また、朝活や勉強会などを始めとしたイベントを主催することで、まわりの仲間に貢献していく姿勢。
そしてそのコミュニティ=場こそがかけがえのない人脈であるという考え方など、「そうそう、こういうことをうまくあの頃の自分に伝えたかったんだよね。」というポイントがぎっしりです。
もう40歳を過ぎたわたくしのようなおじさんにとっては、さすがに経験上わかってきたことも多いのですが、20代のみなさんにはなかなかわからないであろうことがサラッと書かれています。
まぁ、若い方がみんなこの本を読んでしまったら、わたくしなんかは無駄に歳を重ねてしまった感に苛まれるのではないかと少し怖いのですがw、でもそれを天秤にかけても、圧倒的に読んで欲しいです。
そしてソーシャル的、ボランティア的なマインドというのでしょうか、そういう方が増えたら、少しずつ世の中よくなっていくだろうなという希望をも感じさせる一冊でした。
さて、そしてこの小山さんにご出演いただくイベントがこちら。
何と、朝活を映画館(有楽町マリオン)でやってしまおうという、画期的な試みです。来週4日間連続で、毎日、小山さんと美崎栄一郎さんが刺激的なトークムービーを展開します。
わたくしも主催の東京朝活読書会(通称「エビカツ」)のメンバーとして毎日会場に詰めますので、ご興味ある方はぜひ足をお運びくださいませ。m(_ _)m
>>【小山龍介×美崎栄一郎対談】アナタの生産性を9倍上げる!仕事と生活の「設計」を劇的に進化させるワークライフデザイン エビカツby FILM METHOD
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