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小さな会社のウェブマスターがパーソナルブランディングについてごにょります。

【業界に文句言いつつ】フェイスブック運用実用書の決定版に参加した件

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あ、どの業界かと申しますと、わたくし本業は文具店のネット通販担当(ただしその他雑務も何でもします小さい会社ですから)なんですね。なので文具業界です。

まぁ、考えの古い業界でして、昔からお上に守られてきた経緯もあって、とにかく甘っちょろいんですよ。(そんなのは一部の古い人達だけと思いたいですが)

守られてきたというのは、例えば学校のそばにある文具店さんね。学校の指定業者にさえなれば、お店は閑古鳥が鳴いてても、いわゆる一括納品で十分食ってこれた。もしくは大企業や官公庁への納品ですね。これも一度ご用命を受ければ、御用聞きで食ってこれたわけです。

ですから、言っちゃ悪いですが工夫という言葉を知らないお店、会社が多いんですこの業界。なのでここ十数年で、通販のアスクルが出てきたら、そういうなーんも考えていなかったお店は、バタバタと潰れていきました。また、東急ハンズさんのような楽しい品揃えの店とか、100円ショップの台頭にもやられてますよね。

それで、自らが何もしないことで、他にやられて「潮時か」と静かに美しく幕を閉じるならまだしも、人が何か新しいことをしようとすると、足を引っ張る輩がいるんですよこれがまた。

以前にも書いたような気がしますが、例えばうちが何か新商品を売ろうとして、メーカーの担当者さんに「いっしょにYoutubeの解説動画に出てよ」とお願いするとします。すると、他の小売店から文句が出るんですね。「何でつばめやだけにそういうことするんだ」と。メーカーも小売店にそっぽを向かれたら怖いので、「はいはいもうやめます」となる。

自分は何もしないくせに、人が何か新しいことをしようとすると、一生懸命阻止しようとするんですね。まぁ、どの業界にもそういう会社はあるでしょうし、どの会社にもそういう人はいるでしょう。只々悲しいです。

ウェブサイトの中身をそのままパクられたこともありましたねー。それも同じ会社に二度も。
自分で何か考えることが出来ないのでしょうか?

話を突然振りますが、これからのフェイスブックページの運営って、まさに自分で考えることができない会社にとっては、地獄のようなものだと思います。「何を投稿していいのかわからない。」そう言ってウォールが閑散としている会社は多いです。

少し前までは、何かモノで釣って、ほとんど騙しのような感じのウェルカムページを設置して、とにかく「いいね!」の数だけは集めることができました。
でも、タイムライン化により、そういったギミックは通用しなくなったと。

さぁ、どうする?

そんな、まさに2012年の今、悩んでいる企業のウェブ~ソーシャル担当者の方々に向けて編纂されたのが、この本です。

Facebookマーケティング プロフェッショナルガイド

ソーシャル業界屈指のコンサルタントさんや、現場の担当者が集まって作った、フェイスブックを中心としたソーシャル運用の真の実用書です。共著というのは、散漫な印象もあるかと思いますが、これだけの内容は、逆にひとりの著者では絶対に書けません。各分野のエキスパートが、得意なことだけをバシっと書いています。

というわけで、超自信を持ってオススメする一冊なのですが、14日の発売に先立ちまして、執筆陣によるセミナーイベントがあります。7/7(土)です。

>>Facebook Power Session 2012~Facebook活用で確実に「結果」を出す方法を1日で学べるセミナー

土曜日なので、ぜひ来てねとは申し上げにくいのですが、「ソーシャル、マジで取り組まなければ。」と決意を新たにしている方には、絶対にお得で身になるセミナーだと思っております。

うーん、もし文具業界の方がいらっしゃったら、「同志よ!いっしょに頑張りましょう!」って握手したいくらいですね。(絶対に来ないと思いますがw)

あ、わたくしが担当した章、ちょいと一部チラ見せしちゃおうかな。

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では、会場でお待ちしております!
(わたくしもちょっとだけお話させていただきます。)

Facebookマーケティング プロフェッショナルガイド

        蒲生 トシヒロ,原 裕,井出 一誠,坂田 誠,竹村 詠美,伊藤 学,口田 聖子,高木 芳紀,小野寺 翼,神田 敏晶 マイナビ 2012-07-14
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