オルタナティブ・ブログ > 普通のおじさんとソーシャルメディア。 >

小さな会社のウェブマスターがパーソナルブランディングについてごにょります。

【震災から1年】結局何できた?

»

今年の3/11(日)は、喪に服すがごとく、SNSなどもほぼオフラインで、じっとしていました。一年前のあの日からしばらく、怒涛のソーシャルラッシュだったことを思い出しますと、静かな静かな一日となりました。

テレビを見ても、ほとんどの局で「復興はまだまだ」というメッセージ。

自分でも何か力になれたことはあるのかなと振り返るんですが、悲しいくらい全然何もできてないんですよね。これじゃ復興も進むはずがありません。

ただね、ソーシャルの力や可能性はすごく感じるんです。個人的にも被災地にいる知り合いが何をしているかはつぶさにわかるようになっていますし、震災後につながって「思い」を送っている人もいます。

特に、「経済被災地」となった山形には二回お邪魔したし、その中で頑張っている仲間のことを12月に出た本に書かせていただいたりもしました。

震災後、「ソーシャルメディアの有効性」がいろいろ議論されました。とりわけ「安否の確認」や「情報のスピード」という部分(一次的と言っておきます)での便利さはすごくよくわかった。

で、これからは二次的なソーシャル活用の時期だと思うんですね。

つまり、絆といったらちょっと安易かもしれませんが、現地にいる人と直接つながって思いを感じることができる、もしくは何を欲しているのか直に知れる部分です。

ですから、わたくしがお願いしたいこととすれば、被災地にいる方でソーシャルを利用できる環境にある方は、もっと現場のことを発信してほしいのです。図々しいくらいのリクエストでもいいと思います。

その中で、他の地域にいる人が、「あ、これなら手伝える。」とか、「こういう支援がしたかった!」と、自分が最大限役に立てるケースがマッチングできていく可能性が上がっていくんじゃないか?

「何した?」

「募金」

だけでは、心残りなんですね。
2012年は、自分の最適な支援・応援を最大限できる一年にしたいな。

そう考えております。m(_ _)m

Comment(0)