【今後どうなる?】Pinterestの終焉
昨日、日本でのPinterestガイドサイトもスタートして、「面白い!」と書いたばかりでなんですが、今日はPinterestの終わりについて書いてみたいと思います。
もちろん、現段階では人気に陰りは見えません。早くも「2012年ベストウェブサイト」の評価もされ始めているようです。
さて、ご利用になってらっしゃる方はわかると思うんですけども、Pinterestに関してはフェイスブックのように「インフラ」という雰囲気は全然ありません。
目の前に川が流れてて、そこに面白い写真が流れてくるので、ヒョイヒョイと一本釣りをしているようなイメージ。文字通り趣味、嗜好の世界なんですね。もちろんハマっている人からしたら、「Pinterestなしには生きてゆけない!」となるんでしょうが、なくてもそんなに困らない人も多いはずです。
これはこちらでも書いたのですが、むしろ「交流」がメインじゃない側面が大きいからでしょうね。フェイスブックのように、住所録や議事録の代わりになってしまうと、いつでもアクセスできなければ仕事にならない人もたくさんいらっしゃるのでしょうけど、Pinterestはそのあたりの機能はまったくない。
ですから、今、右肩上がりでページを更新するたびに新しい画像が出てくるうちはいいのですが、これがもしアクセスが減りだして、「あれ?全然新しい画像がないじゃん。」ということになったら、その人自体もアクセスの頻度が減ってしまい、下降のスパイラルが起きるんじゃないかと。
それから、ちょっと心配しているのは、集めた画像の行方です。もちろん現状それは個々の「ボード」に並んでいるわけですが、貯まれば貯まるほど見にくく、探しにくくなるのは目に見えています。Pinterest全体の文字による検索はできるようになっていますが、今後は個人のボード内を探す検索機能なども必要になってくるでしょう。
あ、文字だけだと、タグをちゃんと書いてない画像は引っかからないので、画像の中身から検索する機能も、もしかして出てくるかもしれませんね。例えば「青い系統の画像」とか、「人が2人いる画像」とか、感覚サーチみたいな検索機能もあると楽しそうです。
要は、フェイスブックのタイムラインのように、時間の概念が見えやすくなっているわけでもないし(逆にそれがいいわけですが)、後から見たときに、もう少し整理された状態で見せられるようになっていって欲しいなと。毎回大量の画像を全部開いて探してたのでは、サイトも重くなるし、ユーザーのストレスからくる飽きも速くなってしまうのではと思うのです。
終わりについて書くつもりが、発展的リクエストになってしまった気もしますが、少しでも長く楽しむために必要かなと思ったことを綴ってみました。
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Source: mylifescoop.com via 芳紀 on Pinterest
わざと角度をつけているところ、ワザあり!ですねw。