【ハマってます】Pinterestとは?どうおもしろいの?何のために使うの?
Pinterestが話題ですね。あちらこちらで中毒?になっちゃってる方をお見受けします。
そのままですが、「Pintrest=Pin+interest」という造語。
要は画像(+一部動画)を介した交流をメインとしたSNSです。日本人にはあまり馴染みがありませんが、自分の「ピンボード」に好きな写真をどんどんコレクションしていくという趣向です。
フェイスブックなどでも画像というのはパッと見てわかりますので、シェア(=伝播)されやすい傾向がありますが、こちらは画像のみですので、さらに一目瞭然の度合いが増しています。
会社のミッションとしてはこのように書かれています。
Our goal is to connect everyone in the world through the 'things' they
find interesting.
We think that a favorite book, toy, or recipe can
reveal a common link between two people.
With millions of new pins added
every week, Pinterest is connecting people all over the world based on
shared tastes and interests.
ワクワクするモノ・コトを通じて交流を図りたい。そのためには、見てすぐにわかる画像が一番!というわけですねー。
はじめ方、使い方については、以下のブログが参考になりますのでどうぞ。
さて、アカウントを作って、何から始めるか?どんな使い方ができるのか?というか、何のために使うのか?なんですが、実にいろいろな展開を期待できます。
・交流
SNSですので、ツイッターやフェイスブックのように交流できます。
人がアップしている画像に、「Like(=いいね)」をしたり、「Repin(=シェア・RT)」やコメントをつけることができますので、気の合いそうな人にコメントしてみたり、「フォロー」してみたりと、気軽にアクションできる環境になっています。
画像にカーソルを乗せると、ボタンが出てきます。
以前からの友人をフォローして、その人の好みを感覚的に見てみるのも楽しいし(ホント性格・趣味が出ますw)、全然知らない人を「Popular」のボタンや「Everithing」のプルダウンのカテゴリから探してフォローするとか。
英語が苦手なわたくし的に一番ありがたいのは、ここなんですね。実はツイッターでは文字情報から入るので、英語圏のユーザーはほとんどフォローしておりません。
でも、Pinterestの場合、言葉はほとんど出てきません。ちょっとした説明文があるくらいで、情報の本題は画像なので、抵抗なくフォローしたりRepinできます。
逆に相手も2バイト圏ということを意識しないので、ツイッターやフェイスブックよりもさらに国境を越えての交流が期待されますね。
SNSの世界では、上手にキュレーションできる人が目立ったりしますが、これまでは理論的な言語情報中心の知見に秀でた人(変な表現ですみません)がもてはやされる傾向にあったと思います。
これがPintrestの世界では、より感覚的なキュレーションのできる人が、優れたキュレーターとして注目されるようになっていくのでしょうね。おもしろい。
・特に交流を意識しない使い方もOK
これは資料倉庫としても優秀ですね。自分の好きなカテゴリーを作って、気になる画像映像資料をピンナップしておけますので、クリエイターさんの資料庫としても最高。テーマ別に分けたり、プロジェクトごとに分けたり、使い勝手は良さそうです。
そうそう、プロジェクトごとの使い方ですよ。これ非常にいいです。公式の「Pinterestとは?」のページでは、ウェディングの打ち合わせでこれを使う例が挙げられています。
「Plan a Wedding!
Divya and Ben use Pinterest to plan their wedding. Their
Moms can leave comments about the dresses, flowers, and ties they pin
up.」
言葉ではうまく説明できない、「こんな感じ」というのは、見せるのが一番早いですからね。こういうシチュエーションで、すごく威力を発揮するでしょう。
また、わたくしごとですが、以前の記事「無料でスタイリストさんについてもらう方法」で書きました、「体型の似ている人気芸能人の格好を研究する」という部分において、これ以上のツールはないかもしれません。
とりあえず自分のパソコンのフォルダに画像をコピーするか、Dropboxのようなクラウドに貯めておくか、どうしようかなーと思っていたのですが、わたくしの場合、Pinterestで「ケンコバ」のカテゴリーを作ってしまえばOKですもんね。いやいや助かります。
・ビジネスの匂いもプンプン
個々の画像を「クリック」すると、このような個別のページに飛びます。
すると、矢印の部分にその画像が掲載されているページのURLがリンクされます。(検索エンジンの画像検索と同じで、その参照元を示さないと、著作権の問題が発生しますしね。)
で、クリックすると、そのお洋服の販売ページにリンクしてたりするわけですw。
画像によって、より感覚的に訴える場という「文化」があるため、「フィーリングの合う、いい画像」だったら、商売とわかっていてもRepinされまくっているようなのです。
もちろん、Repinされておしまいかもしれませんが、中には本当に気に入って買い物をしてくれる人もいるでしょう。ここですね。すでに欧米では、かなり多くのネットショップが、アクションしているようです。中には、画像中に値段まで書いてあるものもありますもん。(笑)
アフィリエイターの参入も増えてくるでしょうね。固有のIDの入った、長い長いURLも、ほとんど見えないような作りになっていますので、自分のページに誘導しやすいと思われます。
もちろん、センスが幅を利かせる世界ですので、それがないアフィリエイターは、ここではあまり活躍できないのかもしれません。
さて、思いつくままに書かせていただきましたが、個人的にはツイッターやフェイスブックとは全然違う流れの、かなりはっきり棲み分けできるSNSかなーと考えています。
普段から連絡を取り合ったりする交流に使うのではなく、時間のある時に楽しみで使うSNSかなと。なぜなら、夜中にYouTubeを見始めたら、どんどん見たいものが出てきて、いつの間にか朝になっちゃった的な性質を持ち合わせているから。
だから、わたくしは仕事中には、まずできませんね。ヤバいです。
また何か気付いたことがあったら、書かせていただきます。
(追記)
画像中に価格が入っている件、Pinterestの仕様なのだそうです。勉強になりました!m(_ _)m
>>socialmediaexperience