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普通のおじさん、四十の手習い。

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It is never too late to learn!

英語ですよ英語。

わたくしどうも昔から英語が苦手(英語に限りませんがw)で、これまで何となく避けてきました。
ワタミの社長さんが「英語は自分で習得するのは諦めて、通訳を使う。自分はもっとほかのことに邁進する。」みたいなことをどこかで書かれていたのを読んで、「そうだそうだ!」と納得してみたり。

って、立場違いすぎるって。
完全に逃げてる逃げてる。(笑)

で、転機はジョブズの死でした。
言わずと知れたジョブズの講演や、「名プレゼン」とされる動画が、たくさんの人に紹介されて、ソーシャル上を駆け巡りました。

その時に、なぜか「直接受け取りたい。」と思ったんですね。
字幕が付くの待ってたら、直で理解できる人より遅くなるし、細かなニュアンスだって、その翻訳者の意訳をそのまま受け取るしかないわけですし、確かに損ばかりだなぁと。

また、最近子供に、「学校の勉強はそこそこでいいけど、本だけはたくさん読め。それから、英語だけはできるようになれ。」と言ってるのですが、親父が全然ダメじゃ、いい背中見せられないですもんね。

そんなこんなで、英語のヒヤリングを頑張ろうということで、先週ツイッターでつぶやいたんです。「いい習得法知りませんか?」みたいな。
そしたらたくさん返信いただきましてね、「これはもう引き下がれない。」と気を引き締めた次第です。

まぁ、英語の環境になるたけ浸かるというのが鉄則なのでしょうけども、普通のサラリーマンですので出来ることは限られている。とりあえずは、通勤時間は英語ずっぽりですね。

最初はこれにしました。
例のジョブズのスタンフォード大学での演説。


これ、スタンフォード大の公式アカウントなんですが、YouTube上でクリエイティブ・コモンズ・ライセンスということでMpeg4でダウンロードできるんですね。ありがたい。
それをmp3で音声抽出してiPodにポンです。

昨日は何も見ずにとにかく繰り返し聴くだけ。5%くらいは理解できたかなと。
今朝は、字幕版を見て、内容をそこそこ覚えてから繰り返し聴きました。10%に上がったかもう少し下か、そんな感じでしょうか。

まずは一ヶ月聴き続けます。通勤だけで100回以上聴けるはずですので、それで耳がどう変わるか?変わらないか?
ちょっとドキドキしますねー。

さて、話は変わりますが、昨晩はオルタナブロガーの渡辺さんを囲んでの会食でした。
14年もシリコンバレーに住んでいらっしゃる方ですので、あちらと日本のいろんなギャップのお話はかなり刺激受けましたです。

これまでは真面目な「モノ作り」で何とかやってきた日本ですが、これからはそれだけではダメですね。もう国がつぶれちゃいます。
もうすでに戦略で韓国に出し抜かれ、「生産地」と思っていた中国には逆に国力の違いを見せ付けられ、ヘロヘロですもんね。

発信が足りない!

そういう結論になりましてね、まだまだ中国他の東南アジア諸国とごっちゃになって誤解だらけの日本文化や、日本人の持っている技術力の高さとか、なかなか理解されない繊細な日本の美術芸術、四季のある美しい日本の風景などなど、日本が世界で一目置かれるような情報を、これでもかというほどに発信せねばと。

せっかくソーシャルメディアで世界とつながっているんですから、われわれ個人でもできる、そういう発信をやらない手はない、言葉の壁とか言ってる場合じゃないなと、あらためて思ったわけです。

飽きっぽいB型ですので、いつ冷めてしまうかも知れませんが、英語力をアップして、日本が沈没しないように何か力になれればと思った今日この頃でございます。
四十の手習い、さてどうなりますことやら。

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