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小さな会社のウェブマスターがパーソナルブランディングについてごにょります。

巻き込む力は、、、

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サミーさんが巻き込みについての講演をされたということで、わたくしもちょっと。

「巻き込む」なんて言いますと、人様を自分の都合で振り回すようなニュアンスをイメージされる方もいらっしゃると思いますし、自分でもちょっとおこがましいと思うのですが、ソーシャルメディア上において楽しくやってると、どうしても発生してしまう現象ですので、あえて今回はプラスの面だけをクローズアップして書いてみようと思います。

「巻き込む」ということを良い意味で捉えると、わたくしが考えるに
「味方になってくれる人、理解者を集めてことを起こす」
という感じでしょうか。

確かに、ソーシャルメディアでいろいろ活動していると、少しずつ知人も増えるし、特に自分のキャラがそのまま出るので、自分と「合った」人がより多く集まるなぁと実感します。

フェイスブックにいたっては、「いいね!」という賛同ボタンしかありませんので、また実名制であることからあまりネガティブなコメントも残し辛い事情もあり、さらに「気の合う」人が集まる傾向があります。

そんな環境ですから、「これやりたいんだけど!」と声を上げれば、「よっしゃ!乗った!」と巻き込まれてくれる人も、多くなっているはずです。

しかし、わたくしたちは普通の人。
自分だけが楽しい思いをすることは、ありえません。正負の法則という言葉もあるように、いただいたら返す、差し出したら戻ってくるというバランスの上に成り立っていることを忘れてはいけないと思います。

一部の有名人は、一見得るものが多く見えますが、それでもやはり何かしらの有名税的なものを支払っているものです。それ以前に絶えず公衆の視線に晒されていることなど、想像も出来ませんよね。(わたくしはちょっと無理です)

ということで、わたくしがお仲間を「巻き込ませてもらう」際に気をつけているのは、別の機会に「進んで巻き込まれる」ということ。どっちが先になるかはケースバイケースですが、やはり「人にしてもらうとうれしいことは、先に自分がしろ。」という言葉に決着すると思います。

反対に、「自分がされて嫌なことは、人にはしない。」
これ、子供の保育園の卒園式で園長先生が仰ってましたけど、Twitterやfacebookを見てますと、これの出来てない大人のなんと多いことか。

確かにビジネスの世界は厳しいです。
人を出し抜いてナンボというのは否定しません。でも、目先の利益に目が眩んで、小学一年生でもわかっていることが出来なくなってしまうのでは、先が思いやられますよね。

まとめです。
「巻き込む力」=「巻き込まれる力」
普通のおじさんは、こう思うのであります。m(_ _)m

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