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「脳内ビジネス」の話はまたにします!

スマートデブ

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大変蒸し暑いので、たまには真面目な話をします。

システム開発のスタイルにはいろいろとありますが、一般的な受託開発では

  • 思っていたものと別のものが出来上がる
  • 直して欲しいと言うと、別見積りになる
  • 結局当初予算の5割増しとか倍とかに膨れあがる

などということがよく起きえました。

それは、まぁ最初に作る要件定義が甘かったということにもなるのでしょうが、実際問題として目に見えないものを業界常識も立場も違う発注者と開発者で、完璧に摺り合わせるなどというのはなかなか難しいですね。

開発側も「初回開発だけで、要望のものができる訳がない」と密かに諦めていたりしますし、発注者の方も何度かシステム開発で苦労を重ねるうちにそれがわかってきて、「それなら開発者にこの場に来てもらって、直接指示したい」という発想になることもあります。

機能が複雑かつ専門的で要望をまとめきれない業務システムであったり、ユーザーからのフィードバックを受けて柔軟かつスピーディーに仕様変更をしていかなければならない自社サービスの開発などでは、特にそういう傾向が強いです。

しかしそういうエンジニア派遣(SES)の開発スタイルと言うのがまた受託開発以上にコスト高になってしまったりします。

たとえばSESで

  • システムエンジニア
  • サーバーサイドPG(ロジック実装寄り)
  • サーバーサイドPG(インフラ寄り)
  • フロントエンドPG
  • デザイナー

などの5人のチームを組んで開発を進める場合、開発期間中ずっとその5人を維持しておかなければなりませんが、それはちょっと考えただけでも非効率ですよね。

5人の中でも役割は違って忙しさ的にも濃淡がありますので、のべつ社内に居る必要はないはずです。

また、特にご商売に繁忙期・閑散期があるような業態の場合、「来月は掻き入れ時でシステム開発のことなんかにかまってる場合じゃない!」ということもありますが、それでもやはりそのチームにはいてもらわないといけないわけです。(いちいち月単位でアサイン解除していたらSESの会社はやっていけませんし、翌月また同じ人をアサインできるか保証できません。)

彼らの単価を平均で60万円とするとそれだけで300万円というコストが空費されてしまう計算になり、こういうことが積み重なることで当初予算を大きくオーバーしてしまう原因になります。


システム開発をいろいろ試されたユーザー企業様ですと

仕様変更にはいつでも柔軟に対応してもらって、理想のシステムに最短距離で辿り着きたい!、、、というのはありつつも、本業で忙しいときは、ちょっと開発を待ってもらいたいし、その間のコストは抑えたい。

こんな要望が生まれてくるのは、自然な流れだと思います。

実はそれを可能にするのが弊社の提唱する「スマートデブ」という開発手法です。

弊社で従来からご提供させていただいている「国内ラボ開発」「ユニット」という考え方を入れ、アサインされた開発者の技術スキル面での当たり外れを無くし、より情報をオープンに、よりご利用しやすくした開発手法になっています。



株式会社plumsaは業務系システム開発が得意です

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