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どこまで許されるのか、試すようなことをしてはいけない

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何年か前に、ある仕事で、『仕事に効く格言集』みたいなのを読む機会があって、今も心に残っている言葉がある。
「どこまで許されるのか、限界を試すようなことをしてはいけない」
かなり胸にずしっときた。
つまりこういうことだ。
ある忠実な部下がいたとする。良く指示に従って、ホウレンソウをきちんとこなし、ベストに近い結果を残す。
とてもかわいい部下だが、彼に対して、
「じゃあ次はこんな課題を出してみよう」
「お、やるな」
「じゃあちょっと無茶だけど、こんな命令はどうだろう?」
「おー、やるじゃないか!」
、、、と、こんなことを繰り返す。
これは絶対やってはいけない。
また、逆もある。
ある包容力のある上司がいたとする。教えを乞えばなんでも丁寧に教えてくれるし、我儘な提案も聞きいれてくれる。
そこで、
「じゃあ、次はこんなことを言ってみよう」
「おお、さすが包容力がある」
「じゃあ、ちょっと言い過ぎかもしれないけど、ここまで言ってみよう」
「へえー、これも受け止めてくれるのか!」
これもよくない。
こういう試すようなことをしていると、最後に行き着くのは必ず
「いい加減にしてください!」または「いい加減にしろ!」
のどちらかだ。
実はそれはとてもよろしくない。
単にブチ切れてケンカになるから、という意味ではない。
忠実な部下、包容力のある上司というのは、意外と必死でその役を演じようと努力しているものだ。
「理想の部下はこうあるべき」「理想の上司はこうふるまうべき」
と努力して演じているところに、前述のような行動をとるということは、「すごいねー」「大ファンです」などと言いつつ、強引にズカズカ楽屋裏に踏み込んでしまっているようなものだ。
一度、楽屋裏を見られてしまうと、その部下や上司は二度と同じような演技が出来なくなってしまう。
大人の世界は実は、演じて演じられ、で成り立っている。
素晴らしい演技を目にしたときは、よいオーディエンスとして惜しまぬ拍手は送りつつも、演技者とは一定の距離を保つことが大事だ。
ちょっと踏み込み過ぎたなと思ったら、いったん要求するのをやめ、次の公演の準備が整うのを待つべきだ。
これ、忘れないようにしたい。
※ちなみに、これは私の周りの特定の誰かについて思っていることではない。私はそういう試されるようなことをされると、すぐこの話をするのでわかると思う。自戒の思いを込めて、の話。

※ちなみに、これは『限界を試す』ところがまずいのであって、通常こなせるレベルの業務を次々言ったり、普通の相談事を次々するのは何も悪いことではない。

それで、『いい加減にしてください!(いい加減にしろ!)』は、キレる方がおかしい。

 

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