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もしも洞察力があったなら……。

2011年重大(10大)ニュース

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今年も残すところあと3日あまり。恒例の重大ニュースを列挙してみたい。もちろん、これは個人的意見であり、かなり勝手編である。

1.津波---すべてをさらう。PTSDに落ちる自分を初体験
2.原発事故と放射能不安--ふくしま会議からの慟哭
3.被災者の苦悩---家屋を被災者に提供すべきか真剣に迷う
4.地震--日本は地震大国
5.ビンラディン、カダフィ、金・・・世界地図の変化
6.タイの洪水---水は満ちたら引くものじゃないのか
7.欧州経済危機---まだ終わらんのか
8.スティーブ・ジョブズ---自宅訪問分厚い伝記を読んだ自分に驚く
9.オラクル・オープンワールド---盛りだくさんで興奮の一週間
10.ロードバイク---これで楽しくダイエットができるにわかマイブーム

ミクロとマクロと我田引水混在の意味不明な重大ニュースだが、個人的な視点なので許してほしい。

1~4
3.11その時、耐震設計のしっかりしたオラクル青山センターで一夜を明かしたその日は、各局のテレビやUstreamをずっと見ていた。必要なことはメモに取り、民間企業の広報の責任者としてできることは何かとずっと考えていたのだ。実際には、通信網(主に電話)が復旧した翌日からコミュニケーションの段取りを他部門と調整、実施することになった。もちろん、あの大規模な地震は怖かった。が、結果的にもっとも大きな被害を出したのはそのあとに襲った津波だ。そして、原発を壊し、福島を中心に私たちが経験したことのない危機と苦悩が訪れる。もはや、これ以上の重大なニュースは、本当はないのかもしれない。被災された方々に思いをはせると、ひたすら己の無力さを実感しながらではあるが、少しでも役に立てないかと義捐金に協力したり、社内ではアイディアを公募したり、あるいはまったく個人的にではあるが某所にある家屋を提供したほうがいいのではないかと真剣に考えたりした。11月に開催されたふくしま会議では現地在住の方々の生の声を聞き、その困難や苦悩に触れた。私たちにできることはいったい何だろうか、と毎日自問自答するのである。


きっと多くの私たち日本人とは全く違う価値観を持っていたであろう、ビンラディン、カダフィ、金各氏が他界した。ある特定のプロパガンダで国家や地域やコミュニティを支配していた人たちがいなくなり、急速な求心力の変化に見舞われている。これらを保持するのか、変革を進めるのか、歴史はまだ語っていないが、将来の世界地図を大きく変える分水嶺であると思う。


台風などの自然災害で町が水浸しになる。これは理解できる。しかし、晴れたら元通りにならないのか。水は満ちたら引かないのか、という固定観念をひっくり返してくれたのがタイの洪水。政府対応の甘さや後手の対処など、ミスを挙げればきりがないが、やはり、リーダーの人心掌握、当局と国民の未熟な関係を垣間見る出来事である。なおかつ、日本の経済に絶大な影響を与えていることも重要たる所以だ。もはや、海外の出来事は日本に無関係なことはないのだ。


ギリシャ危機に始まって、長いこと停滞と閉塞が続いている。EUの真価が問われる。国家のイデオロギーを超えて、この経済危機を立て直すことができるのか。その影響はアジアにも絶大である。上記の重大ニュースと合わせて日本に押し寄せる経済危機の津波。。。もはやこれすらも他人ごとではないのである。


個人的な気づきは、「私ってこんなにスティーブ好きだったっけ?」である。たとえが変だが、ワールドカップの時だけサッカーを見るときの心境にちょっと似ている。要するにミーハーで、野次馬なのである。仕事柄、この好奇心はなくてはならないものだと信じているので、とりあえずほったらかし・・・気の向くまま、興味の向くままに行動するようにしている。無邪気だ。。。


ヒマだよー」が口に出せない忙しさであった。ラリーが口を開くと、エンタープライズITの時代が動く、、、決して大げさではないと思う。多くのチャレンジをいまだにし続けている私たちの大ボス(ボスキャラって意味じゃないから)を尊敬してやまない。

10
いきなり個人的な話だが、「楽しく痩身」が私のここ数年来のテーマである。Nike+でランニングして膝壊したり、サバゲーで野山駆け巡ろうと思ったけどすぐ当たっちゃうのでろくな運動にならなかったり、食事制限した矢先の震災で「食べられるときに食べなくちゃ」と妙なサバイバル意識が働いたりしてことごとく失敗しているのである。今夏の那須まで自転車達成後に導入した愛車を駆って、楽しく運動をし始めたマイブーム。ちっちゃな話なのでかろうじてランクインさせてもらった。

皆さんの重大ニュースは何だったろうか?

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