ビッグデータxパブリッククラウドxフュージョンアプリケーションズ=オラクル
オラクル・オープンワールドの目玉、ラリーエリソンの基調講演が終わりました。今回はオラクルの初物が多く、参加された報道関係者の関心もひとしお。
開発に6年という旅路
オラクル、「Fusion Applications」をついに一般発売
フュージョンアプリケーションは、クラウド環境にもなじむアプリ。ガジェットをいちいちいじるのではなく、朝、ログインしたらあなたのすべきことや職務に関するニュースを目にすることができる。それを触っていくだけで仕事が完遂できるというすぐれもの。もちろん、iPhoneやiPadでも使える。
「顧客に完全な選択肢を」Fusion Applicationsが満を持して登場~Oracle Open World 2011 Report
ついにパブリッククラウド!
[速報]オラクルがパブリッククラウドへ参入! 「Oracle Public Cloudは業界標準のクラウドだ」エリソン氏自身が発表。Oracle OpenWorld 2011
偽りのクラウドはどっちだ? Oracleがパブリッククラウドサービスを開始~Oracle Open World 2011 Report
満を持してのパブリッククラウド。しかし、オラクルのそれは一味違う。プラットフォームとアプリケーションをきちんと提供できる唯一のパブリッククラウドだ。
[OOW2011]パブリッククラウドに打って出る米オラクル、エリソンCEOが「Oracle Public Cloud」発表
ビッグデータが隆盛するきっかけとなったソーシャルネットワーク
[OOW2011]米オラクル、企業向けソーシャル「Oracle Social Network」を発表
[速報]オラクル、企業向けソーシャルネットワーク「Oracle Social Network」発表。Fusion Applicationsに統合。Oracle OpenWorld 2011
ビジネスにソーシャルネットワークを活用するなら、繋がりあうことはもちろん、プロジェクトベースでセキュリティが強固でなければならない。また、分析も重要だ。そのための仕組みを提供する。
番外編
Oracleのイベントから締め出されたベニオフCEO、近くのレストランで基調講演
この記事に書かれていない話でいえば、マークがこの会の冒頭で参加者に向かって、
「Facebookで書いたことについてラリーエリソンに大変申し訳ないことをした。お詫びしたい。ラリーは私の長年にわたる先輩で、私のビジネスのよき理解者でもある。彼は私をトレーニングし、育て上げてくれた。」
と声明しています。ビジネスの競争はあるけれど、個人的な批判をしあっているわけではない。皆同じ業界の発展を願う仲間なのだと。これがシリコンバレー流か。
オラクル・オープンワールド、今年はオラクルとその仲間たちのニュースが飛び交ったもっとも重要なイベントとなった。
このイベントは、来年4月に日本でも開催する。(JavaOneもね)