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もしも洞察力があったなら……。

ヒマだからブログを書くわけじゃない。時間を創って書くのだ。

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皆さんはどんなクリスマスを過ごしましたか?
その前に、師走ですね。忙しいですね。いやいや、なんとか頑張ってヒマだって言いたいですね。

大木さんの「忙しい人に仕事が集まる理由」という」ブログ記事を拝読して、本編とは直接関係ないけれども、ブログへ投稿するのはヒマだから?というなんとなく浮遊するQuestionへの回答を試みたいと思います。
(*大木さんは超多忙な方です。念のため。)

ソーシャルメディアへの取り組みをオラクルとして本格的に始めた2007年ころから、ブログやSNS、Twitterへの参画を積極的に使い、コミュニケーションの活性化を推進してきました。当初は、理解する人も少なく、ブログを書いている人を指差して「ヒマなんじゃないの?」という人たちが多数いました。今も、世間一般にはいるかもしれません。

ところが、今、このソーシャルメディアというコミュニケーションビークル(乗り物:vehicle)を活用しない方がいい、と思っている私の仲間はごく少数です。いや、ほとんどいません。それは、次のことが根付きつつあるからです。

コミュニケーションは、ヒマだからするわけではありません。コミュニケーションは、目的があるからするのです。つまり、ソーシャルメディアの活用や、ブログへの投稿も、ヒマだからするわけではなく、目的があるから、時間を創ってするのです。

という風に考え始めると、本当にヒマで活動をしている人は実際にはそんなにたくさんいないのではないか、と思え始めます。少なくとも私はそう思っています。

ソーシャルメディアはあくまでもチャネルであり、道具であり、プラットフォームです。それを活かすか殺すかは自分次第。同じやるなら、うまく使って自分の仲間やコミュニティに貢献したいですよね。だからこそ、目的意識を持ってコミュニケーションをする。そのためにソーシャルメディアを使いこなす。このビークルを乗りこなす。

1ブログ、1メッセージ。一つのエントリーで伝えたい、コミュニケーションしたいことが少なくとも一つあれば、そのブログは世の中に意味をもつものになるのだと思います。

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ああ、でも、そのコミュニケーションに目的があっても他者をなじっちゃいけません。意図していなくても、ね。パーティ会場で初めてあった人に向かって「貴方の今日のその格好って、まるで魔法使いの弟子みたいね。」なんてハリーポッターのハーマイオニーでもいいそうなセリフを言われたら、実際にはよく意味がわからなくても相手は不機嫌になったりします。そして、こうしたことがいい結果を生むことになることは、まずありません。

111226
今朝のオフィスからの景色

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