大阪・関西万博を10倍楽しむ方法
大阪・万博に4月末と5月頭の2回、行ってまいりました。
私にとっては、前回の1970年大阪万博、1985年のつくば万博に続いて3回目です。愛・地球博(名古屋)は行っていません。
今回の大阪・関西万博は、国際博覧会事務局のれっきとした登録博。つまり、オリンピック・パラリンピックのように、世界の賛同を経て開催されているものです。
だから、軽視してはいけない。
と、そんな中、
これから行く方々のために少しでもお役立ち情報をお届けしたいと思います。
まず大前提として、
マーケや広報、デザイン、音楽、イベント、国際関係事業、国連関係、CSRやSDGsに携わっている人は必ず行くべき。
そして行かずに語るべからず。
公共交通機関を色々試しましたが、
関西圏の人は電車ではなく、大阪駅からの直通バス(予約する方。片道2000円。うめきたグリーンプレイスのバス駐車場発)が最も便利。ただし大阪MaaSアプリの利用が必須。
当日予約システムの利用を会場内でするべし。数ヶ所会場内にあるが、バスが到着する西ゲート最寄りのそれは端末が三台しかないので、列が短くてもなかなか進まない。東ゲートの当日予約エリアに行くべし。こちらは端末が15台なのでサクサク列が進む。
IT業界でデータベースの仕事に携わったことがある人なら、端末を触るだけで仕組みがわかると思います。
リアルタイム争奪戦なんだけど、キャンセルもある程度出るので諦めないこと。
当日予約は人気のものを最優先。で、その予約は一つしかできないので要注意。時間は早いものから順に。遅れて行く分には問題ないが、時間より早くは入れない。国内パビリオンは多くが当日のフリー(予約なし)は受け付けないのでこれも注意。必ず予約をすること。
仲間や家族と行っている場合は、まとめて登録ができるのでご安心を。
一方で、海外パビリオンは予約なしで入れるものが多い。ファミリーが帰途につき始める6時以降はガラガラ。(今のところ)
また、内容でいえばそれぞれに個性があってかなりおもしろい。
会場内はとにかく広い。「未来都市」館や空飛ぶクルマは西ゲートのさらに奥の最果てにあるので時間に余裕を持つこと。
ドリンク、食べ物は持ち込み可なので、必ず最低限のものを持って行く。
会場内レストランは12時前後は長蛇の列だが、午後3時を過ぎると余裕がだいぶある。昼食時間にはこだわらない作戦推奨。(持ち込んだ食料が役に立つ)
軽視しがちなアフリカ、南米、東欧が集う「コモンズ」館(ABCDF。Eは使用されていない)は行くべし。すごくおもしろいし、かなり勉強になる。
できれば天気の良い日を選んで。屋外エリアが多いので雨だとなかなかタフな滞在になりそう。
歩きやすい靴を。
1日過ごすと軽く10キロは歩くことに。
トイレは随所にあって今のところキレイだが、パビリオン内にもあったりする。こまめに用を足すと良い。
19:15からの水上ショーは、ディズニーやベラッジオっぽい。(僕は)そんなに面白くなかったので固執する必要なし。
でも、21:00頃からのドローンショーは圧巻。一度は見た方が良い。
けど、帰途は要注意。混雑の中、電車組は駅までだいぶ歩かされる。
おそらく駅に一気に人が流入しないための動線対策と思う。
複数回行ける関西圏近隣の方は特に、通期パスが(3万円)、高いけど結果楽なのでオススメ。
50代以上の人は、これが最後の万博と割り切ってお金を落としてよし。
ところで真夏はかなりしんどいかも。今後は熱中症対策は万全にして臨みましょう。
前後するけど、スマホのバッテリーやケーブルは必ず持っていくこと。充電できる場所がなくはないけど、限られています。
会場でスマホを使う機会が相応にありますので、半日もいるとだいぶ減る可能性。
バッテリーが長持ちするピカピカの新品スマホでない限り、最低一つ。できれば二つあるといいですね。
最後まで見て家に帰ると、深夜だし、もうくたくたです。
翌日にハードな予定を入れないよう、体調管理、予定管理には配慮しましょう。
それでは行ってらっしゃい。
楽しんでくださいね!