故宮博物館がデジタルで
台北のアートスポット、「華山1914創意文化区」で、故宮博物館の作品をアニメーションで楽しめる「精彩數位故宮 (デジタル故宮展)」が開催されています。本家の故宮博物館は観光名所として有名なので、平日・週末に関わらずかなり混雑しています。また、展示品がとても多く、知識が無いと「いったいどこを見たら良いのやら」という状態に陥りがち。その点では、本展覧会のように、小規模に故宮の魅力を伝えるイベントというのは、面白いのでは無いでしょうか?6月末まで行われているようですので、是非行ってみたいです。
また、このイベントが開催されている「華山1914創意文化区」という場所は、工場跡地を利用したアートスポットで、敷地内にはギャラリーやライブハウス、レストラン等があります。昔の建物の雰囲気を楽しみながら、今の台北アートにも触れられる、とても楽しい場所です。
場所:台北市八徳路一段1号
最寄り駅:忠孝新生駅(一番出口)
休業日/営業時間: お店によって異なります。下記中文サイトの右側のボタンからお店を選択すると、営業時間などの情報が確認できます(中文ですが、「営業時間」と書かれているので分かります)
http://web.huashan1914.com/shop.php?cate=shop
オフィシャルサイト: http://web.huashan1914.com/en/index.html (英文) http://www.huashan1914.com/ (中文)
参考記事: 台北ナビでの「華山1914創意文化園区」紹介記事 http://www.taipeinavi.com/play/216/
この2月に撮影した現地の様子です。
敷地内のライブハウス「Legacy Taipei」 ビールなど飲みながら気軽に音楽が楽しめます。
<精彩數位故宮 (デジタル故宮展)について>
(以下は、サイト「旅旅台北」からの転載です)
華山1914創意文化園區
精彩數位故宮 開催中
2011年4月1日~6月30日迄、台北の華山1914創意文化園區にて國立故宮博物院の協力のもと【精彩數位故宮 (デジタル故宮展)】が開催中です。いったん終了した当イベントですが、好評を得て第2段が開催されています。博物院の豊富な所蔵品をベースに、『アニメーションによる故宮』を題材に科学技術の力のもと、たくさんの美しい故宮の所蔵品を若い人達にも身近に感じてもらおうと作成されました。古典と新しい芸術の新しい結びつきが楽しめる【精彩數位故宮】で、また違った角度から故宮博物院の貯蔵品をお楽しみください。
詳しくは、華山1914創意文化園區の公式ホームページにてご確認ください。
公式ホームページ(中国語): http://web.huashan1914.com/exhibition/playing_detail.php?cate=exhibition&id=379
追記: 今、華山1914のサイトを確認したら、なんと5月8日には、藤森照信先生(建築家)の「空中茶室」が完成するようです!これは見たい。
追記2:上記の「空中茶室」について、完成は9月でした。5月19日のエントリーをご覧ください。
建築大師藤森照信新作「空中茶室」
http://web.huashan1914.com/exhibition/playing_detail.php?cate=exhibition&id=404
上記は、2011年4月20日時点の情報です