【PR】“惰性”ではない Windows Vista と 2007 Office の変化
こんなところで取り上げられるのは不本意かもしれませんが^_^;、「最大の問題はユーザーの惰性」というのはデスクトップ Linux の普及を阻む要因として Linus Torvals 氏が語った言葉です。(CNET Japan「トーバルズ、Solarisを斬る」より) 私は Torvals 氏を現実的な視点をもつ常識人であり、だからこそ(GNU Hurd と違って:-p)今日の Linux の普及があるのだと思っています。が、この意見には同意しかねます。そもそも、人々が「同じようなことをする(できるとして)」ために変化の労力を費やすとは思えないからです。
マイクロソフト製品が選ばれている理由は惰性ばかりではありません(旧製品ユーザーも多いので「惰性ではありません」とは言い切りにくいですが)。そして、マイクロソフトは変化を厭う会社でもありません。バカにされながらも(←そんなことを言っていいのか:-O)、DOS が全盛の頃から Windows 1.0 を出し GUI の世界に乗り込んでいきました。安全性・多様性の進む環境に備えて、.NET Framework という開発&実行基盤への移行も進めてきました。これは、決して過去の資産を捨てろと言っているのではありません。実行ファイルに対する互換性指定や Visual Basic 6.0 のサポートといった対応もしています。
「イノベーションがあること」あるいは「??? 2.0のようにみえること」よりも重要なことは、「ユーザーにとって役に立つかどうか」「ワークスタイルやライフスタイルが改善するかどうか」です。改善が成し遂げられるなら、ときには大きな変化も厭わないという姿勢です。改善を妨げるヘンな思想は不要です。
前バージョンから時間が空いたということもありますが、実際 Windows Vista と 2007 Office の変化は小さなものではありません。最初は「違いすぎる」と感じられるかもしれませんし、2007 Office のリボンなどは、モードレスUIの便利さを体得されるまでに時間がかかるかもしれません。でも、これらは最終的にユーザー環境を大幅に改善するでしょう。
さて、いつもどおり前置きが長くなりましたが^_^;、ここで長々と語るより「百聞は一見にしかず」。11月15~16日(東京国際フォーラム)を皮切りに、全国11都市で the Microsoft Conference 2006 と題したイベントが開催し、Windows Vista と 2007 Office(と Exchange Server 2007)の魅力や機能を紹介いたします。まだ参加に余裕があるのは会場の広い東京くらいとも聞いていますが、時間のある方は、ぜひご参加ください。ちなみに、私は11/16の「T4-203 VSTO v3.0 クライアント開発概要」を担当します。
the Microsoft Conference 2006
11月15、16日@東京国際フォーラム、他10都市で開催