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新型コロナ: アメリカCDCが発表した致死率0.26%の衝撃

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※2020/7/4重要な追記。トップページに案内されているとおり、オルタナティブブログ全体でコメント機能が無効化/非表示となりました。新たなコメント、過去コメントについては「はてなブログ」を参照してください。

■致死率0.26%
スウェーデンの状況も気になりますが、少し驚く報告がありました。アメリカCDCが"COVID-19 Pandemic Planning Scenarios"という新しい情報を公開しました。その推定によれば感染者全体に対する致死率が0.26%であると話題になっています。これは有症状者の致死率0.4%に加えて無症状者が35%いるという想定(つまり0.4%×65%)によるものです。CDCは3月には致死率1.8~3.4%と推定していましたので、桁違いに低い推定値になっています。医学雑誌「ランセット」は、無症状者がいるので初期に予想された致死率よりも低く0.66%程度になるという推定をしていたものの、それよりもずっと低い値です。

これは5つのシナリオのうち"Current Best Estimate"とされるシナリオ5によるものですが、実は他のシナリオを見ると致死率の推定値がもっと低いものがあります。以下に致死率と無症状者の割合を抜粋します。(確率はパーセント形式に修正しています)

パラメータ 年齢 シナリオ1 シナリオ2 シナリオ3 シナリオ4 シナリオ5
症状者の
致死率
0~49 0.02% 0.02% 0.1% 0.1% 0.05%
50~64 0.1% 0.1% 0.6% 0.6% 0.2%
65~ 0.6% 0.6% 3.2% 3.2% 1.3%
全体 0.2% 0.2% 1.0% 1.0% 0.4%
無症状者の割合 20% 50% 20% 50% 35%

シナリオ1と2では有症状者の致死率がわずか0.2%、しかもシナリオ2では無症状者が50%いることになっているので、感染者全体の致死率は0.1%となります。シナリオ3でも感染者全体の致死率は0.8%で、このシナリオだけがランセットの推定値(0.66%)を超えます。別記事で取り上げましたがインフルエンザの致死率が0.1%だそうですから、最も低い推定値どおりであれば致死率はインフルエンザ並ということになります。

■低い致死率に対する疑問
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では、乗員・乗客3711人を全員検査し、陽性者が712人(うち無症状者331人)、現時点での死亡者14人(オーストラリア帰国後の死亡者を含む)であることが判明しています。高齢者の致死率が高いと言われているとおり、すべての死亡者は70歳以上ですが、全体を分母としても致死率は2.0%有症状者(712-331=381人)を分母とするなら致死率が3.7%になります。クルーズ船の死亡者が全員70歳以上であるという年齢を考えても上記の表のどれにもあてはまらないくらい高い値ということになり、実は「日本人は死にやすい」のではないか、ということになってしまいます。

そうではないでしょう。世界中で最も新型コロナの状況が悪いのはアメリカです。アメリカのいくつかの州では、すでに"人口"に対する死者数が0.1%を超えています。ニューヨーク州=0.15%、ニュージャージー州=0.13%、コネチカット州=0.11%、マサチューセッツ中=0.10%です。感染者全体に対する致死率が0.1%なのであれば、全員が感染していたとしても足りません。さらに、クオモ知事のツイート(5/3時点)によればニューヨーク市での抗体検査の結果は19.9%、その他の地域も2割前後です。この時点でニューヨーク州の人口当たりの死者数は0.1%を超えていましたし、そもそも、この抗体検査は(無作為抽出ではなく)ボランティアで行われているため検査してほしい(おそらく感染の確率の高い)人が集まりやすい可能性もあります。都市部で肥満や基礎疾患を持つ人が多いという可能性を否定するわけではないですが、それでも"死にやすい人"がそこまで偏って集まっていたというのは、ちょっと信じがたい話です。

スウェーデンの状況については改めてまとめたいと思いますが、先月末には「ストックホルムでは集団免疫を獲得しつつある」と発表したにもかかわらず、先週発表された抗体検査の結果が7.3%でした。「抗体ができるまでの時間を考えると、予測との差はあまりない」と言っているようですが、現在の死者数4266人に対して致死率0.26%なのであれば感染者は164万人、致死率0.1%であれば感染者は427万人となります。新型コロナは感染して即死するわけではないので、死者数の増加は感染者数よりも遅れているはずですから、人口一千万人の国なら本当に集団免疫が獲得されていてもよさそうなくらいです。しかし、スウェーデンの最新の報告による週ごとの感染者数を見る限り、感染者の増加がおさまっているようには見えません。そもそも、そんなに大量の感染者がいるなら、まったく検査が追い付いていないということにもなります。抗体検査の結果はストックホルムより他の都市の方がずっと低い値でしたから(スコーネでは4.2%、ヴェストラ・イェータランドで3.7%)、地方への感染はこれから進むとも予想されます。

感染者数
4~8(-2/23) 1
9(2/24-3/1) 13
10(3/2-8) 211
11(3/9-15) 835
12(3/16-22) 911
13(3/23-29) 1943
14(3/30-4/5) 3211
15(4/6-12) 3711
16(4/13-19) 3741
17(4/20-26) 4171
18(4/27-5/3) 3704
19(5/4-10) 4028
20(5/11-17) 3652

■CDCの報告は何を意味しているのか
シナリオのパラメーターは「公衆衛生の準備と計画を目的とした推定であり、新型コロナの起こりうる効果を予測したものではなく、行動の変化や社会的距離、その他の介入による影響を反映していない」そうです。決して英語が得意なわけではないので読み取り足りないところがあるのかとも思いましたが、それでも、この推定は上記の疑問に答えてはくれません。これがトランプ大統領の雇った外部機関なのであれば「経済を再開させたいがために、わざと低い致死率を推定させている」と思うところですが、一度は不良品の検査キットを配ってしまったCDCにとって、そんな失態は避けたいはずです。そもそも、この推定が事実なら大手メディアがこぞって取り上げそうなのに、意外にそうした記事が見当たりません。

......と思っていたのですが、BuzzFeed.Newsに"The CDC Released New Death Rate Estimates For The Coronavirus. Many Scientists Say They're Too Low."(CDCが新型コロナウイルスに対する新しい致死率を発表。多くの科学者が低すぎると言っている)という記事がありました。

"New CDC estimates of coronavirus death rates look suspiciously low and present almost no data to back them up, say public health experts who are concerned that the agency is buckling under political pressure to restart the economy."
新型コロナウイルスの致死率に関するCDCの新たな推定値は疑わしいほど低く、それらを裏付けるデータはほとんどない、と公衆衛生の専門家は語り、この組織は経済を再開させる政治的な圧力の下で捻じ曲げられたのではないかと懸念しています

トランプ大統領から「経済が再開できないのは不良品の検査キットを配ったオマエラが悪い、再開させる材料をよこせ」とでも脅されたのでしょうか。そうだとしたら、まさに「衝撃」ではあります。

Comment(48)

コメント

大阪市民

CDCがそれだけ多くの感染者がいたと推測してるってだけじゃないですか?
一番致死率が高い推測が0.1%を下回ってるとかじゃなければ
衝撃的って程の内容とは思わないですね


ダイヤモンドプリンセスと比較するのは
80台の感染者が何人いるかとかで大きく変わる数字なんで
あてに成らないかと思います

mohno

本当に本文を読まれているのか分からないのですが、致死率が0.26%なら人口1900万人のニューヨーク州(死者数29653人)ではすでに1100万人(約6割)が感染していることになります。「集団免疫は感染率2~4割ですむ」という話がどこにいったのかという話になります。
そもそも、季節性インフルエンザは集団免疫を達成するまで感染するわけではありません。季節が過ぎて暖かくなって終わります。日本で大きく広がったときでも2009年の2000万人くらいですが死者数は200人程度でした。新型コロナが集団免疫を達成する6割にまで感染が及ぶようなものなら、たとえ致死率が0.26%程度でも日本の人口では約20万人が死亡することになりますから、やはり放置しておけないという結論になるだけです。

大阪市民

集団免疫に必要な割合が60%である可能性もありますし
35%で集団免疫が達成されるとしても
早いペースで感染が広がったらその数字を大幅に越える可能性もありますよ
それと閾値越えてからも感染者は出ますから閾値以上の数字がでるのは当たり前ですよ


現時点での状況から日本人の致死率がアメリカと同程度になるとは思えないでし
仮に20万人の犠牲者がでるとして自粛で押さえ込んでも
それは先伸ばしになるだけですし
20万人でも経済悪化の影響の方が大きい気もするんですよねぇ…
ワクチンが比較的早い段階で実用化される可能性も出てきてるんで
仮に20万人の犠牲が予想される様ならこの冬も自粛で乗り越える選択もありかなぁ?と思う程度です
繰り返しになりますが日本でアメリカと同程度になるとは思えません

mohno

大阪市民さん、
> 日本でアメリカと同程度になるとは思えません
だから、それは根拠がありません。
もっとも、それこそスウェーデンは「日本の20万人(スウェーデンなら2万人くらい)の犠牲を出しても経済を守る方が大事」くらいの感覚はあるかもしれません。でも、この国際化の時代にノルウェーやフィンランドやデンマークと国境を開放してもらえない状況で経済が守れるんでしょうかね。中国や韓国みたいに感染を抑え込もうとしなかったら、日本は孤立して経済再開なんて遠い先の話になると思いますよ。

大阪市民

それを言うと日本がアメリカと同程度になることも根拠がありませんよ
日本の緩い規制のみで他国とここまでの差が出ていることは根拠にはなり得ませんか?


仮にスウェーデンが集団免疫の閾値を現時点で越えているとしたら
今後感染者は減っていきますし
もし他国と国境を解放するために感染者数を一定以下に押さえる必要があると判断されたとしても
早いペースで感染者を減らすことも可能ですよ

もへじ

管理人様
 
横やりで申し訳ありませんが。。。
 
私は季節性インフルエンザはワクチン接種等で集団免疫を達成していると考えています。
 
まず、シーズン前の抗体検査のデータがあります。
https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-m/253-idsc/yosoku/sokuhou/9363-flu-yosoku-rapid2019-2.html
 
更に、ワクチン接種率のデータがあります。
https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=13945
 
次に、西浦教授がインフルエンザの基本再生産数は1.5くらいとしています。
http://medical.radionikkei.jp/kansenshotoday_pdf/kansenshotoday-180627.pdf
 
(ちなみに、以前管理人様はインフルエンザの基本再生産数をWikipediaから2~3と引用されていましたが、あれはスペイン風邪としてパンデミックをおこした際のものではないでしょうか?)
 
基本再生産数が1.5であれば、必要な抗体保持率(=集団免疫)は
1-1/1.5=0.333≒0.34
 
で、34%程度ですから、上記のシーズン前の抗体、プラス、ワクチン接種によって達成しているものと思います。
ですから、季節性インフルエンザは急速にまん延しない、ということになろうかと思います。
 
コロナに関しては、この抗体がほとんどない状態なので、感染が急速に拡大する、ということになろうかと思います。

mohno

大阪市民さん、
別にヨーロッパが全部酷い状況に陥っているわけじゃありません。
たとえば人口1000万人強のギリシャが休校を要請した3/10までの感染者数は73人でした(3/11~)。3/12には裁判所などの司法関連施設、劇場、映画館、娯楽施設、ジムや屋内プールの運営を禁止しましたが(3/13~)、そこまでの感染者数は98人でした。
https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/03/f63056e578d31251.html
現在の死者数は175人で、人口当たりでみるとベルギーやイギリスに比べて何十分の1で収まっています。日本ほどではないですが、わりと早めに規制したせいでしょう。
https://www.worldometers.info/coronavirus/country/greece/
日本の規制は緩いといっても罰則がなかっただけで、割と多くの人が自粛してましたよね。だから経済的なダメージがあると言われていたわけで。もちろん、マスクや手洗いなども理由に挙げられるでしょうが、「他に理由を探さなければ説明できない違い」とは思えないですよ。
あと、スウェーデンが集団免疫を獲得してたなら新規感染者は有意には存在しないはずです。なんか基本的な理解に問題がありそうですね。
まあ、大阪市民さんが何を信じようとお好きにされればいいんですが。

mohno

もへじさん、
基本再生産数は国立感染症研究所や厚生労働省のサイトを検索しても2~という情報は出てきます。
https://idsc.niid.go.jp/training/20kanri/pdf/Sep.18_4.pdf
https://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/dl/infu090828-01.pdf
ただ、新型コロナも含め、より低い値が推定されることもあるとは思います。
季節性インフルエンザで集団免疫近くまで感染者が増えることはあるのかもしれませんが、通常は、感染の広がりにかかわらず気温や湿度が上がることで終息しますよね。

大阪市民

大阪で感染者数100人越えた頃って
飲み屋とかキャバクラ結構人多かったですよ
本格的に人が減ったのはそれから2週間程あとです


>スウェーデンが集団免疫を獲得してたなら新規感染者は有意には存在しないはずです


これは断言できます
あなたの集団免疫に帯する理解は間違っています

mohno

集団免疫を獲得する割合が人口の2割にしろ6割にしろ、それを達成したのに、さらに有意に感染者が増加するんですか? じゃあ2割とか6割とかでは感染がおさまらなかったということで、集団免疫に何の意味があるんですか?

大阪市民

抗体保持者割合が閾値に達した時点では
新規感染者数は横ばいになります
というか再生産数が1になる割合を閾値としてるんですから当然です


抗体保持者がそれ以上になれば新規感染者数は減少します

mohno

集団免疫を獲得する場合の“閾値”って「1-1/基本再生産数」で計算される値のことですよね。
実効再生産数が1になるのは「途中経過」であって、“閾値”に達したら実効再生産数は0になるんですよ。
そもそも基本再生産数が2.5という場合(閾値=60%)、そこで1になったら0になるのは何%なんですか?

大阪市民

>“閾値”って「1-1/基本再生産数」で計算される値のことですよね。


そうです、そしてその計算は再生産数が1になる数字を求める物です


まず基本再生産に抗体保持率の影響を与えた場合の値が1である式が
基本再生産数×(1-抗体保持率)=1
両辺を基本再生産数で割ると
1-抗体保持率=1/基本再生産
両辺から1を引くと
-抗体保持率=1/基本再生産数-1
両辺に-1をかけると
抗体保持率=1-1/基本再生産数
となります


>実効再生産数が1になるのは「途中経過」であって、


途中経過には違いないですが、超重要な地点です


>“閾値”に達したら実効再生産数は0になるんですよ。


なりません
どっから出てきた情報ですか?


>そもそも基本再生産数が2.5という場合(閾値=60%)、そこで1になったら


その2.5と60%の数字の意味を理解してください


>0になるのは何%なんですか?


(100%-その他の要因)です
がそんな数値は必要ありません

mohno

(普通に見てたら死体蹴りに見えるかもしれませんが……)
集団免疫って「集団がある程度の割合で感染して免疫を持つことで、未感染の(免疫を持っていない)人でもさらに感染することがなくなる」から“集団”で“免疫”っていう状態なんですよ。実効再生産数が1だったら感染が続いているということですから、どこが“免疫”なのかって話になります。
その“独自研究”と同じことを書いてるサイトがどこかにあるんですか?

大阪市民

>「集団がある程度の割合で感染して免疫を持つことで、未感染の(免疫を持っていない)人でもさらに感染することがなくなる」


一部が決定的に違います
「未感染の(免疫を持っていない)人でもさらに感染することがなくなる」
ではなく
「未感染の(免疫を持っていない)人の感染割合も下がる」
です


仮に抗体保持率が95%だとしても、5%の人同士での感染があるんだから0になる訳ないじゃないですか


あなたが信用できる免疫学に明るい人に聞いたらどちらが死体蹴りされてる状態かわかると思いますよ…

悲観論者

mohno様、
横から失礼します。ちょうど私が勉強中の話題なので。
主様は集団免疫で新たな感染者が出ない「」定性的なことをおっしゃっておられて大阪市民様は集団免疫閾値HITの定量的なことをおっしゃられているからかみ合わないんですよ。ぎゃーぎゃーいわなくても新たな感染者数が1から1で線形にしか増加しないんなら集団免疫閾値には達していることになります(だって定義がそうなんですから!)。

悲観論者

しかし奇妙な現象ですね。
定量的なことを扱っている側が穏当で、定性的なことを扱っている側が過激なのは過去のソーカル事件などを思い起こさせる文系「」の科学万能主義というか、単なる無理解というか、本当に興味深いトピックですね。

mohno

あーーー、分かりました。なるほど、最後は低いレベルで実効再生産数が(0ではなく)1になるということですね。そりゃそうですね。失礼しました。
それはしかし別記事でコメントされている「集団免疫だから横ばい」というレベルとは違うんじゃないですかね。
> 仮に抗体保持率が95%だとしても、5%の人同士での感染があるんだから0になる訳ないじゃないですか
「ゼロにならない」にしても、60%が61%になるほどには増えない、のが集団免疫ですよね。

大阪市民

>低いレベルで実効再生産数が(0ではなく)1になるということですね


低いレベルで1ってどういう状態を言ってるのか解りません
実行再生産数が1に多いも少ないもありません
A人の感染者が完治までに感染させる数がA人である状態です


>「ゼロにならない」にしても、60%が61%になるほどには増えない、のが集団免疫ですよね


違います
閾値時点ではおよそ横ばいです
当然感染者はその後もでますし
抗体保持率も上がっていきます

mohno

それと同じ説明がなされている(できれば公的な)サイトを教えてもらえませんか? “独自研究”じゃないんですよね?

データサイエンティストX

mohoさん


 気にされている点について、専門的に研究している研究者のサイトがありますのでご紹介します。
 (たぶん知りたいのはこれだと思いますが違っていたらすみません)


 確かに、大阪市民さんのおっしゃるように、集団免疫閾値に到達しても、すぐに感染者数が0に
 なるわけではなく、実行再生産数が徐々に減じていき、最終的に新規感染者が0に近づく
 ということになると思います。


 この概念は、最終規模方程式という方程式で表現されています。
 (概要は参考1、参考2を、詳細は参考3をご参照ください)
 (一般的な話は参考4にも書かれていますが、数字は少し怪しいかもしれません)


 R0=2.5の場合、集団免疫閾値は0.6になりますが、最終的には85%
 くらいの累積感染者数になるようです。
 (でもこれだとかなりの被害になりそうですが・・・)


<参考1:九州大学大学院 理学研究院 SEIRモデルの最終規模方程式>
 題名「計算ウイルス学・免疫学の展開」の22p
  http://www.math.sci.hiroshima-u.ac.jp/~ryo/Lectures/Iwami/Note_1.pdf


  最終的な感染者の規模:P
  基本再生産数    :R0


   1-p=exp(-R0・P)


<参考2:九州大学数理生物学研究室 SIRモデルの最終規模方程式>
 題名「数理生物学演習 第5回 疫学モデル」
  https://koji.noshita.net/materials/compbio/compbio2019/05/05_dist.pdf


   注:基本的にはSEIRモデルと同じ数式になります。


<参考3:東京大学 理学部 数理科学研究科「感染症の数理モデル」第1章>
 題名「基本再生産数 R0と閾値原理」
https://www.researchgate.net/publication/339508090_jibenzaishengchanshuR0toyuzhiyuanliganranzhengnoshulimoderudi1zhang


   注:4pにかけてSIRモデルの最終規模方程式の詳細な導出過程が示されています。


<参考4:ニューズウィーク日本版 2020年5月1日>
 題名 「新型コロナ感染長期化」という確実な将来 3つのデータが教える私たちのとるべき対策
  https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2020/05/3-198_2.php


  →厳密にいうと、集団免疫率に到達しても、すぐに新規感染者はゼロにならない。
   実効再生産数は1からゼロにジャンプするわけではなく、徐々に低下するからだ。
   このため、基本再生産数2.5において、新規感染がゼロになるまでの既感染者数の
   集団人口比は、集団免疫率を上回る70%強になる。

mohno

データサイエンティストXさん、
情報ありがとうございます。
しかし、そういう言葉で検索をしていたせいかもしれませんが、「閾値まで達して終息する」という書き方をしているところは(wikipedia以外にも)けっこうあります。
(公的と思われるものでも https://www.ncgg.go.jp/hospital/iryokankei/documents/No.86.pdf とか)
> R0=2.5の場合、集団免疫閾値は0.6になりますが、最終的には85%
> くらいの累積感染者数になるようです。
60%までで落ち着くのではなく、60%になってから落ち着くのですか。とんでもないじゃないですか。
資料3は理解しきれそうにありませんが、(当たり前なのでしょうが)別記事で書いていた人口密度の違いはちゃんと考慮されるのですね。


大阪市民さん、
私の発言を否定する情報がありました。失礼な発言をお詫びします。

もへじ

管理人様
 
>基本再生産数は国立感染症研究所や厚生労働省のサイトを検索しても2~という情報は出てきます。
>https://idsc.niid.go.jp/training/20kanri/pdf/Sep.18_4.pdf
>https://www.mhlw.go.jp/kinkyu/kenkou/influenza/dl/infu090828-01.pdf
 
一つ目のPDFは確かに2~3としていますね。
二つ目のPDFは4ページ目に季節性インフルエンザについて1.3としておりますね。
仰る通り、諸説ある感じですね。
 
>季節性インフルエンザで集団免疫近くまで感染者が増えることはあるのかもしれませんが、
 
?話しがかみ合っていない気が。。。
あ、そもそも管理人様は(抗体やワクチン接種は別として)季節性インフルエンザの感染者が集団免疫を獲得するほど多くはない、と仰っているわけですね。
てっきり、季節性インフルエンザについて抗体やワクチン接種による免疫効果を否定しているのかと思いました。
失礼しました。
 
>通常は、感染の広がりにかかわらず気温や湿度が上がることで終息しますよね。
 
以前から何故インフルエンザが冬に流行し、その後終息するのか疑問で調べていましたが、明確な解答は得られませんでした。
確かに、気温や湿度の関係で冬に流行すると断言する人もいますが、熱帯で継続的に感染があり、特に雨季に感染が拡大することを説明できない感じもします。
現実にはいろいろな要素によって、冬に流行し温かくなる季節に終息しているのだと思います。
https://med.m-review.co.jp/article_detail?article_id=J0026_0904_0059

大阪市民

データサイエンティストXさんありがとうございます
帰ってきたら問題を知る前に問題が解決してました


>ページ主
今回の件は研究など必要なく、言葉の定義だけで完結する内容です
恐らくあなたは集団免疫に対して理解が曖昧な部分を残したまま話を進めてますね
理解が曖昧な部分が残るのは仕方がないと思いますが
それならそこの理解が曖昧であることを前提とした話の進め方があるでしょう
その部分を「こういう物だろう」と決めつけて話を進めるのは止めた方が良いと思います

データサイエンティストX

集団免疫閾値(1-1/R0)については、
専門家と呼ばれている方々においても「R0が2.5の場合、人口の6割の感染があれば流行は止まる
(≒あたかも新規感染者が止まるとしか読めない)」という表現したしてこなかったですし、
専門家および報道機関の誰も「最終規模方程式(最終的な人口当たりの感染率)」について説明して
こなかったことが背景にあるので、一般人である我々が多少誤解していても仕方がない面があります。


そもそも、集団免疫閾値その他の数値については、もとは(時間の概念を含む)微分方程式から
(時間の概念を捨象して時を止めた)一つの解(ないし数値)にすぎない点には注意が必要と思います。
(加減乗除でいろいろ試算されている方々もいますが、時間概念を捨象している以上、
 今回のように正しいという保証はどこにもありません)


やはり、SEIRモデルなどの数理モデルには限界があり、本来であれば、
(1)その国全体を一つのSEIRモデルなどで表現するのではなく、
(2)都市ごとにモデルを構築して、
(2)都市間の移動などは、都市の境界の概念を導入して、別途、境界面の微分方程式を立てて
  (気象予報モデルのように、領域を格子に区切って、境界面の(流体力学の)微分方程式を立てる)


というような精緻なモデルでないと精度は出ないのと思いますので、世の中のSEIRモデルなどの
数理モデルの出力結果は話半分に見ておくしかないかと思います。


やはり、今後は機械学習モデルを利用していく必要性があり、データセットとしては、
①政府の施策(都市ごとの行動抑制政策、経済支援策の量・・・)
②行動抑制の状況(地域ごとの携帯電話などの密集度、都市間の(電車、航空機)移動量などのビッグデータ)
③時系列の精密かつ十分な量の検査データ(十分なPCR、統計的に意味のある抗体検査)
などが必要になると思います。


 ※米国を中心に機械学習モデルの利用の検討は進められており、我が国でも有志でビッグデータを活用した
  機械学習モデルの利用方法のコンテストが開催されています。


<SEIRモデル>
 E(潜伏期間中の者がいること)を考慮する点でSIRモデルより改善されているが、
 人手でR0などを推定して入力、隔離者Qを独立変数にしていない(回復者に何となく混ぜている)
 等の問題あり。


<SIQRモデル>
 隔離者Qを独立変数にしている点で、SEIRよりある面で精度が上がるが、
 やはり、人手でR0などを推定して入力、E(潜伏期間中の者がいること)を考慮していない等の問題あり。


 ※両方の良いところを合わせたモデルが提唱されていないのは、複雑な微分方程式を立てる必要があり、
  これまでの計算機資源では計算が難しかった面があるのでしょうか・・・
  (深層学習も理論面では古くからありましたが、計算機の能力向上で数年前にようやく計算できる
    ようになったように)

jisaq

>mohno 様
>実効再生産数が1になるのは「途中経過」であって、“閾値”に達したら実効再生産数は0になるんですよ。
これは明確な間違いです。集団免疫閾値に達した時、(計算上)実効再生産数は1.0になります。
根本的な部分を誤解したまま、今まで情報を発信していたのでしょうか?恐ろしい事ですね。

jisaq

ああそうか、ページ主は『集団免疫閾値に達する=実効再生産数が0になる=新規感染者数が出ない』だと思い込んだまま、『集団免疫は成立しない!』と主張していたのか…
ようやく納得しました。

一般人

大阪府知事は本気で経済を回すつもりのようです。
肌感覚で言えば致死率 0.26% の脅威に対応する対策としては妥当に思えます。


引用
「感染対策を取りながら、外に出ましょう、消費をしましょう、飲みましょう、食べましょう、人と会いましょう、僕は率先的に言っていきたい」


「感染者ゼロは目指さない。(中略)ゼロリスクを目指さないというのが僕の基本的な考え方」


「実は3月末に感染のピークを終えてて、山を完全に抑えてた。(中略)ひょっとしたら緊急事態宣言を出したり、休業要請をお願いしたこととは関係なく収まっていたんじゃないかっていうのが僕の見立て」


吉村知事、元SMAPと対談「外に出ましょう、消費をしましょう、飲みましょう…」
https://news.yahoo.co.jp/articles/a8d499a047f10bd03d0267f8b8ef8e0acaa22950

一般人

ドイツの解剖医は言いました。
「解剖の結果、コロナだけが原因で死んだ人は一人もいなかった」
「これが厳しいように聞こえるとしても、彼らはすべて今年の間に死んだであろう」
「検査を受けた140人以上の人々の約80%が心血管疾患に罹っていました。死者の平均年齢は80歳です。」


つまり「死にそうな人が死ぬきっかけになった」これが新型コロナウイルスの実力の限界のようです。
キラーウイルスでも何でもなく致死率0.26%も高すぎる見立てかもしれませんね。


ドイツ「コロナ死はウソ」―解剖医の証言
https://ameblo.jp/shig1956/entry-12600127304.html

mohno

そんなわけがない、って説明をしています。それに、若い人に比べて高齢者の致死率は1~2桁も高いのですから“平均値”が高くなるのは最初から分かっていることです。

一般人

インフルでも風邪でも死亡したであろう人々がコロナに罹って亡くなった。
日本でもそうですが悪条件の重なった人しか死亡していないのですからキラーウイルスではないですよね。

mohno

「インフルでも、風邪でも死亡した」という割合じゃないわけですが、高血圧にしろ糖尿病にしろ、本来、それで即死するような病気ではありません。20代での初の死亡者と言われた勝武士関は糖尿病を患っていたそうですが、感染しなければ治療を受けつつ長い未来が待っていたかもしれません。
そもそも「基礎疾患があったから死んでもしょうがないよね」というのは、新型コロナのせいで潰れそうな店があっても「体力のないビジネスなら潰れてもしょうがないよね」というのと変わりませんね。

一般人

勝武士関は悪条件が重なった典型的な例だと思いますよ。
基礎疾患がある上に何日も治療できなかったんですから。
だからそういう人を出さない為に5類に格下げして、
一般病院でも治療できる体制に変えるべきだと何度も言っています。


>「基礎疾患があったから死んでもしょうがないよね」
そんなこと誰も言っていないですよ。

一般人

それから太っているのも肺炎の死亡リスクらしいですよ。

mohno

それで医療従事者が感染するのもしょうがない、医療従事者から患者に感染するのもしょうがない、ということですかね。

一般人

院内感染の主な原因は医療関係者からの感染ではなく、PCR検査の偽陰性によるコロナ患者の大部屋への移動だったようですよ。一部の病院に患者が集中するから早くコロナ患者用の1人部屋を空ける必要があったので、PCR検査が陰性なら大部屋に移す方針だったそうです。今後は陰性が出てかつ症状が治まりかつ主治医の判断ではなくチームで大部屋に移してよいと判断できるまで1人部屋の解除をしない方針だそうです。


34人院内感染の原因は“偽陰性”か 収束後初めて取材に応じた副院長「PCR検査を過信しすぎてはいけない」
https://news.yahoo.co.jp/articles/97406ad6b16938cf598805e846c9dc3d45253cf8

mohno

特定の病院の理由がすべての理由になるわけじゃないと思いますが、今でも院内感染が起きているのに、五類にしても広まらない、とお考えなのですか?

一般人

特定の病院に患者が集中するから起きた事例であり、リソースに余裕がないから起きていると考えています。
多くの病院が受け入れ可能になれば、感染リスクのある患者を敢えて大部屋に移す必要性が減ると思われます。

mohno

病院に限りませんが、クラスターの発生は患者が集中して起きているのではなく、一人の患者から多数に感染して発生しているのではないのですか?

一般人

はい。前出の小田原市立病院でも6人部屋に移ったコロナ患者が他の5人の患者に感染させたようですね。

一般人

「新型コロナウイルスが無症状の感染者からうつるケースは「まれ」だとする見解を、
世界保健機関(WHO)の疫学者、マリア・バンケルコフ氏が発表した。」


「英ケンブリッジ大学病院で感染症部門の顧問を務める中国・清華大学医学部の調査責任者、
ババク・ジャビッド氏は(~中略~)無症状者と発症前やごく軽症の感染者を区別することが
重要だと強調した。」


喉が少し痛いとか鼻水が出るといった軽い症状があればマスクで他人にうつさないよう予防、
症状がなければマスク不要。風邪と同じ対応で十分という事ですね。


新型コロナ、無症状者からの感染は「まれ」 WHO疫学者
https://www.cnn.co.jp/amp/article/35154977.html?__twitter_impression=true

mohno

無症状感染者から感染しにくいことは、無症状の人から感染しにくいということを意味しないことに注意してください。忽那賢志氏の解説にも「感染の5%は無症状性感染者から」とあるように、無症状感染者から感染するケースは少ないことが分かっています。
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200530-00181087/
一方、
・感染の45%は発症前の感染者から
・感染の40%は症状のある感染者から
・感染の10%は環境から
とも書かれており、“発症する人が発症前に”感染させるケースが半数近いことが示されています。

一般人

無症状者=発症前の人ではないので区別するようにとの内容です。


「また無症状とみられた感染者を改めて調べると、典型的な発熱やせき、息苦しさなどの症状はなくても、実際はごく軽症のケースであることが多いと指摘した。さらにこの時点ではまだ潜伏期で、後になってから症状が出る可能性もある。」


つまり喉が少し痛いとか鼻水が出るといったサインがあればマスクをしてうつさないように注意するという対応で良いとの話だと思います。あれ、風邪かな?と思ったらとりあえずマスクをする。何もサインがない健康体の人が全員マスクをしている事で日和見感染しやすくなって、コロナに感染した時に無症状ですまずに他人に移す発症者になられても困りますでしょ?

データサイエンティストX

その後少し調べてみましたが、本題の「アメリカCDCが発表した致死率0.26%の衝撃」の算定方法については、
今のところ公開されている様子はないので、ブラックボックスのままです。


ただ、一緒に公開された「自治体や病院関係者向けの病床確保などの計画シミュレーションツール」である
「COVID-19 Surge Tool.」(CoVID19Surge_v1_2.xlsm)で使用されているCFR(case fatality rate)
(疾病致死率)については少し面白いことがわかったので情報提供いたします。、


この米国CDCのツールのマニュアルよれば、
「Proportion of all COVID-19 cases that die(case fatality rate):1.4% (0.9 – 2.1) 」
と記載され、参照元としてネイチャー誌の論文(参考2)のリンクが張られていました。
(・・・参考1の18ページの表を参照)


そして、リンク先の論文には、中国武漢の致死率のデータである1.4% (0.9 – 2.1)が記載されています。
(・・・参考2の冒頭ほかを参照)


つまり、米国CDCが武漢の致死率のデータを使って、「自治体や病院関係者向けの病床確保などの
計画シミュレーションツール」を作成していたということになります。


これは、米国CDCがわざわざ算出した「致死率0.26%」よりかなり大きな数字をあえて使ったという点と、
中国の武漢の致死率を(信頼して)使っているという点の、2点で驚きがありました。
(政府同士は仲が悪いのに、科学者同士はある程度の信頼関係がある?)


米国CDCの「致死率0.26%」は何らかのモデルで算出した仮の数値であり、ある意味根拠が乏しい数字
であるのに対し、武漢の致死率は実際の数値であり、ある程度、世界の科学者で分析された数字なので、
米国CDCもそれを使ったということでしょうか。


<参考1:米国CDC公開の病床確保などの計画シミュレーションツールのマニュアル>
 題名「COVID19SURGE」
  https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/downloads/covid19surge/COVID19Surge-Manual.pdf


 →シミュレーションツールの基礎データとしての致死率(CFR)は1.4%を使用


 (注)ただし、ツールのエクセルを開いて基礎データのページを確認すると、なぜかCFRとして1.09%が
    設定されており、マニュアルの1.4%とは異なっていました。


<参考2:ネイチャー誌の論文>
 題名「Estimating clinical severity of COVID-19 from the transmission dynamics in Wuhan, China」
  https://www.nature.com/articles/s41591-020-0822-7


 →中国武漢の致死率のデータである1.4% (0.9 – 2.1)が記載

mohno

データサイエンティストXさん、
情報ありがとうございます。
そういえば世界全体では致死率の高い高齢者の比率が先進国ほど高くはないんですよね……とも思ったのですが、そもそも高齢者でも致死率の推定値が低いんですよね。CDCのtwitterアカウントが「インフル並だから心配いらないよ」と言い始めてるわけでもないですし、“謎”です。
武漢(というか中国)は、無症状者を数えてないとか色々言われていましたが、普通に追いかけていれば、そういう情報は広く指摘される前から報道されていましたし、あまり信頼できない数字という気はしないんですよね。自治体レベルで“成果アピール”したがるケースはあるかもしれませんが、国としては隠し立てする意味がないといいますか。アメリカの抗体検査の方がよっぽどアテにならない気がします。(最近は情報が出てきませんけど)

流通改良

仕事が大変になって疲れていたので暫くここには来ていませんでした。今も熱い議論が続いているようですね。この膨大なコメント全てに目を通すことはできないので、他の方と重複する内容もあるかもしれませんが、私個人の考えを書きたいと思います。

日本全体的には、一部地域を除けば、だいぶ落ち着いてきた模様ではないでしょうか。落ち着いてきた今のうちに、第二波について考え、備える時期だと思います。
スペイン風邪のように、第二波は毒性が強まれば、それまでは沢山の死者が出ることには成り得ないとされてきた若者が大勢亡くなる可能性もないとは言い切れないと考えます。
もしそうなれば、「他の感染症で亡くなったかもしれない高齢者がたまたまコロナ死した」とはまた状況が変わるかもしれません。

免疫獲得者数の多いであろうスウェーデンがもしかしたら有利になるのか、とも考えてしまいますが、それらはその時にならなければ本当のことは分からないとしか言いようがないですね。

私は、第二波がどのような形でやってくるのか心配しています。

kazuotyan

アメリカの抗体検査は6%だったそうです。
アメリカ国民3億5千万人だとすると2100万人が感染したことになりますね
死亡者12万5千人程度とすると致死率0.6%ですが、この数字がどんどん低くなっている状況だと思います。感染者数が一日で4万人も増える日が出たりで規制解除が大失敗だったと言う、新たな危機をアメリカは直面している様です
死亡者は一日数百人程度で、最近の感染は若年層が多いといってますから致死率はこれから下がるんでしょう。
今までのところはランセットの数字の方がずっと近いと思いますが、致死率が下がると言う事は感染者数が爆発的にまた増えると言う危険性がありますから喜んでいる場合じゃないですよね

mohno

アメリカでの抗体検査の結果が6%というのは分からなかったのですが、感染者が2000万人くらいいるとCDCが発表した記事はありますね。
https://www.asahi.com/articles/ASN6W3D45N6WUHBI007.html
トランプ大統領は「感染者数が増えたのは大量に検査しているからで死者数は減っている」と威勢のいいツイートをしていますが、
https://twitter.com/realDonaldTrump/status/1276184906159271937
ペンス副大統領が言うように若者の感染が増えているということであれば、致死率が低いのはそのためで、感染はまったく抑え込めていません。covidtraking.comを見ると日々の検査陽性率は、2週間前に4%台にまで下がっていましたが、ここ数日は6~7%台にまで上がっています。
https://covidtracking.com/data/us-daily
理由は間違いなく経済再開のせいで、フロリダ州、カリフォルニア州、テキサス州などは毎日数千人/も感染者が増えています。
https://www.worldometers.info/coronavirus/usa/florida/
https://www.worldometers.info/coronavirus/usa/california/
https://www.worldometers.info/coronavirus/usa/texas/
差別反対デモも多少の影響はあるでしょうが、経済再開に比べればデモの参加人数なんて知れているでしょう。
人口百万人当たりの死者数が千人(0.1%)を超えたニューヨーク州、ニュージャージー州、コネチカット州が経済再開に慎重で感染を抑え込んだのとは対照的です。これらの3州は、感染が増加している8州からの訪問者に14日間の自主隔離を求め、違反者には罰金(1回目$2000、2回目$5000)を課すことになりました。感染源となったら1万ドルの罰金だそうです。もっとも経済被害は1万ドルでは済まないでしょう。
https://www.bbc.com/japanese/53174773
https://twitter.com/MarkLevineNYC/status/1275821276054069250
EUが域外との移動再開でアメリカを除外しようと考えるのもしかたがないでしょうね。
11月の大統領選までには、さらに状況が変わっている可能性もあり、当初の勢いとは裏腹にトランプ大統領の支持率が下がっているようです。4年前は事前調査で10%ビハインドを逆転したわけですが、今回、どのような結果になるかは興味深いところです。

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