ブログの用心棒
この話はフィクションです。実在の個人・団体とは関係ありません。
と表示しておけば、テレビドラマの制作者は現実の世界に類似する個人や団体からクレームを受けても、「無関係だ」と言い切ることが(一応)できます。こんな話を持ち出したのは、理由があります。マイクロソフトではコミュニティでの発言がマイクロソフトの公式なものと取られないように
コミュニティにおけるマイクロソフト社員による発言やコメントは、マイクロソフトの正式な見解またはコメントではありません。
なんてことを書く決まりになっています。いわゆる「免責」ですね。必ずしも守られていないケースはあるようですが、私はルールを守る性格なので:-)、この場所でもプロフィールに埋め込んでいますし、本業ブログでは常にこのテキストが見られるように表示しています。
邪魔です。:-< 私は“私の思うところ”をブログに書いているのであり、会社のそれとは別です(会社批判をするわけではありません。それは社内でやりましょう^_^;)。こんな、ブログを読む人と距離をおいてしまうような表現は、できれば避けたいです。と思って社内で“調整”しようとしたのですが、挫折しました。マイクロソフトは、いつ、どんな訴訟を受けるかも知れず、その際に不利になりかねない要因は可能な限り排除しなければなりませんが、そこに責任を負えますか? と言われたら引き下がるしかありません。実のところ会社としてのメッセージ発信にブログを使う例も増えていますので、個人のブログでの発言は正式じゃないと言い切るわけにもいかなくなっています。
しかし、見方を変えれば、このように書いておくことで「会社には一切迷惑をかけないから、好きなことを書く」ということができるのかもしれません(会社批判をするわけではありません。それは社内でやりましょう^_^;←しつこいっ)。ちょっとしたヘマな書き込みをしたとしても「免責してます」という一言で、言い逃れができるのではないかと思うわけです。それが「免責」ですものね。
ちなみに、本社の Michael Kaplan のブログでは「ここに書く話は私の妄想・・・云々」という、すごい“免責”(disclaimer)を書いています。マネてみようかと思ったのですが、見送りました^_^;