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東京レインボープライド2015:IBMのダイバーシティーの取り組み

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IBMは、すべての社員が自分らしく安心して働ける職場環境作りに取り組んでいます。人種・国籍・宗教・年齢・性別・障がい・性的指向による差別や嫌がらせを禁止するという世界一貫のポリシーを持っています。今回は、多様性を重視したIBMの指針「Commitment to Diversity」の一つであるLGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)に関する任意団体へのサポート、4月に開催された東京レインボープライド2015の取り組みを紹介します。

働きやすい職場を目指す支援団体の立ち上げ
wwpIBMは、性的マイノリティーに関するダイバーシティー・マネジメントの促進と定着を支援する任意団体work with pride をサポートしています。これは、2012年に、IBMが、国際NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ、認定NPO法人グッド・エイジング・エールズと共同で「LGBTと職場:課題と今後」というテーマでセミナーを企画したことから始まりました。その後毎年開催されているセミナーでは、企業の人事・ダイバーシティー担当者や当事者を対象に、LGBTに関するダイバーシティー・マネジメントについて世界の最新動向や先進企業の事例紹介、そして当事者からの生の声を紹介しています。また、グループ・ディスカッションでは、各社が抱える課題、その解決のための施策の共有など活発な議論が行われており、昨年は約200名の方にご参加いただきました。
第1回 work with pride 2012 は、日本IBMの本社事業所で開催され、IBMが2011年に他社に先駆けて導入した、入籍の有無に関わらず結婚祝い金を支給する制度などが紹介されました。この制度は社員の同性パートナーにも適用され、すでに利用されています。
本年も11月にwork with pride 2015の開催が予定されています。

東京レインボープライドでCommitment to Diversityをアピール
4月25日、26日に東京の代々木公園で開催された東京レインボープライドでは、日本IBMおよび work with pride としてのブース出展し、また26日に開催されたパレードにおいても、IBMのダイバーシティーの取り組みをアピールしました。
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日本IBMが特別協賛した work with pride のブースに設置されたボードには、来場者の描く2020年 理想の職場として「ありのままでいられる企業」、「自分のことを隠すことがない会社」などのメッセージが次々と貼られていきました。寄せられたメッセージは、11月の work with pride 2015 でフィードバックし、活用される予定です。
ブースには、LGBTの社員をはじめ、アライと呼ばれる支援者も多数参加し、性的マイノリティーが、差別や偏見にさらされることなくより自分らしく前向きに生きていくことができるIBMの施策と、その社会の実現を目指して熱く説明を行っていました。中には、昨年こちらのイベントでIBMの活動を知り、ぜひIBMで働きたいと決め、今年の4月入社したばかりの新入社員も当事者として参加していました。
IBM_IMG_8609代々木公園から渋谷、原宿と周ったパレードは、晴れ渡る青空のもと老若男女、セクシュアリティーや国籍を問わず約3000人の参加者が沿道からの暖かく、大きな声援に励まされました。通りのレストランの窓からも、海外からの観光客の皆さんも大きく手や旗を振って歓迎してくれていたのが印象的でした。

しかしながら、性的マイノリティーについてまだまだ多くの誤解や偏見があるのも事実です。すべての人が自分らしく、誇りを持って行動できる社会の実現に向けて、IBMはこれからも率先して活動していきます。引き続き、多くの方々にご支援いただけましたら幸いです。

日本IBM ダイバーシティー(多様性)への取り組み
http://www.ibm.com/jp/employment/jp/life/modus/diversity.shtml

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