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真面目な人は会社員に向いているのか?

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新しく入社して、今の会社に勤めて4〜5年くらいが経過すると、
仕事も人並みに行うことができるようになり、自信が付いてきます。
すると誰でも自然に芽生えてくるのが、自分は独立してもやって
いけるのでは?という考えです。

ここで誰でも芽生えてくる、というのは大袈裟な表現でしたが、
やはり真面目な人ほど、会社員として一生勤め上げていった方が向いているのでは、と思うのかもしれません。

ではどういう人が会社員に向いていて、または逆に向いていなくて独立した方が
良いのはどういうタイプの人間でしょうか?
あくまで筆者の考え方ですが、世間一般で考えられている思考とは逆で、
むしろ真面目な人ほど独立することが向いていると考えています。

理由は明確で、真面目な人ほど仕事への取り組みが熱心で、会社への忠誠心も
強いからこそ、理不尽な処遇に遭ったり、自分の取り組み内容が高い評価を
受けないと精神的にも落ち込み落差が激しいことが予想できるからです。

一方で、そこまで真面目ではないタイプの人は、会社組織の中で柔軟に
立ち回っていくことが可能で、上司や同僚との関係も楽天的に一見、良好そうに
振舞っていくことが可能です。

もちろん、特にこれからの時代はどんな状況に置かれても柔軟に対処していくことが従来以上に求められていくはずです。
ところがそこまで上手くできない真面目な人は、独立して自分の実力を世に問うていけば良い、という選択肢が自然に登場します。

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ただし真面目な人が独立してもやっていけるためには、備えるべき資質があります。
それは、コミュニケーション能力です。営業力までを求めることは酷かもしれませんが、応対相手が上司や同僚から、お客さまに遷移していく中で、折衝能力や調整能力が必要になってくるからです。

世の中の真面目なタイプの人に往往にして多いのが、会社組織に従属しているとコミュニケーション能力が極端に抑え込まれてしまうのに、趣味や別の世界では生き生きと振る舞える人です。

こういう人たちは、せっかく真面目で高い能力を備えているのに、会社に属しているために抑え込まれてしまっていて、もったいない境遇に置かれてしまっている場合があります。

そこで浮上するのが独立する、という方向性です。
確かに随分と前より、中小企業の時代がやってきた、独立には適した時代だ、という機運の高まりはありますが、筆者から見て独立して成功できるというハードルは世間で言われているよりも高く上がってきている気がします。
中小企業より大企業の力がこの先、より一層に高まっていき、起業には難しい時代に入ってきている、ということです。

何れにしても、自分が持っている能力に自信を持っている真面目な部類に入る人たちは、あらゆる状況を想定して深く考えてみて、独立するかどうかを検討してみる価値はあるのだと思うのです。

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