フレームワークを使う有効性
今日は先にこちらのニュースに触れないとやはりいけません。
飛び込んできたニュースにびっくりしたからです。
ソフトバンクグループが英アーム・ホールディングスを買収するという一報についてです。
営業利益が1000億円にもとどいていないアーム社に対して、約240億ポンド(約3兆3000億円)を提示するという度胸に恐れ入ったのです。いくら次世代IoTのプラットフォームを握るための戦略とはいえ、未知数の部分が多いからです。
この辺りが、孫社長の起業家というよりは投資家と形容される所以でしょうか。
本日の本題に入りますと、先日、異業種のメンバーが集まって、ある1つの方向性について実現するためのミーティングがあり、参加してきました。
目指す方向性はぼんやりと姿はあるものの、そこに至るためには多方面からのアプローチが必要で、答えは1つではないところが難しいところでした。
メンバー個々のバックボーンはまちまちで、いろいろな意見が各種出されてきました。
ところが、なかなか収束していかないのも、この手のミーティングの難しいところです。
普段、ビジネスパーソンが行っているミーティングは、所属する企業や組織内において同僚などと行う場合がほとんどで、進め方や収束もある程度、敷かれたレールの上を走るようなところがあるはずです。
ところが筆者が参加した今回のようなミーティングでは、すべてが手探りのような状態で進めるところがあり、深い霧に包まれた中を進んでいくようなものです。
そこでお薦めなのが、コンサルタントが使うフレームワークです。
種類としては、ストラクチャー図やマトリクス、コンセプトマップ、フロー図など多岐にわたっています。
これらの中で、必要なフレームワークを適用してミーティングを前へ推進していく。
とても有効なことなのです。