テレビを見ない生活について
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この1ヵ月くらい、ほとんど何もテレビを見ていません。
もちろん家族がリビングで見ていたときは、立ち止まって数分程度見たというのはありますが、自分の意志でチャンネルを合わせてソファーに座って見た、ということが無かったのです。
実はこういった傾向は、1年くらい前からありました。
見たいテレビ番組が存在しない、と言ってしまうとテレビ局の人に挑戦状を叩き付けているように見えますが、自分の中でテレビを見るよりも優先してやりたいことが存在しているから、と言った方が正しいのかもしれません。
特に今年4月以降は筆者が好きだった番組の放送が3月末で終了してしまった、という事象も影響しています。何かテレビに対する情熱も喪失されてしまった感さえするのです。近年は興味を持って見始めたほんの冒頭5分くらいで、すぐに自分の中で先の展開が読めてしまい結論を出してしまって最後まで見続けるようなことが無くなってしまった感じもずっと持ってきました。
テレビを見ていないからと言って、これまで何か生活に不憫を感じるようなことは何もありませんでした。自分の強い意志で見るのを止めた、というより自然に少しずつ見なくなってきた、といった感じでしょうか。
もちろん、世の中には家族の方針で家の中にテレビの存在さえ無い、という家庭も筆者の周りでさえ少しあります。
いずれにしても、筆者のこのような生活様式の変更は自分自身の考え方の変化のせいでもあり、また少し大袈裟に言えば、テレビを中心に回ってきた世の中の法則の終焉、またはテレビの役割の終わりの始まり、とまで言ってしまっていいのかわかりませんが、小さくも大きな時代の変化を思わずにはいられないのです。
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