そろそろデータ収集からデータ活用へ進みませんか?
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1〜2年くらい前までは、ベンチャー企業が中心になって立ち上げるネットビジネスで主流だったのは、インターネット上で、リアルビジネスでは出会う確立が非常に低い両者(両社)を引き合わせる事業でした。
実現されるそうしたタイプのサービスによって、これまでは陽の当たることの少なかった場所やサービスにスポットが当たって、いわば遊休資産がお金を生むように化けていったのです。
実例でいえば、空いている自宅の駐車場を貸す、空いている軒下のスペース的な狭い場所を小売り等のサービス業に使ってもらう、などが該当します。
これらのビジネスは、いわばインターネット上のサーバに情報を集めてマッチングするようなタイプのビジネスと言えるでしょう。
一方で、集まってきたデータを分析して、知見を必要としている企業や官公庁に事業支援のノウハウとしてコンサル的に販売するタイプのサービスを提供するベンチャー企業がこれからはどんどん増えていくのだと予想します。
その際に想定されるデータの種類は、何も人間のニーズや行動内容だけだとは限りません。
例えば、生産の状況を示すような工作機械の稼働データであったりするのです。
ただし問題になるのは、世の中にあるすべてのデータが必要なときに活用できるとは限らないことです。
なぜなら、データの種類によっては、持ち主の所在がはっきりしない場合が多くあるからです。
特に機械の稼働データ等には、こうした傾向が多く内包しています。
いずれにしても、これからの時代はデータを持っている企業に、勝利の凱歌が流れるのだと筆者は思っています。
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