スマホの授業だけで高校を卒業する
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先日報じられたニュースによると、カドカワと経営統合をしたドワンドはそれぞれ強みを持ち寄って、通信制高校である「N高等学校」を4月にも開校するようです。
スマートフォンのアプリで授業を配信して、規定の単位を取得した生徒には高校卒業の資格を与えるというのです。
ネットだけですべてが完結して、高校の卒業まで到達できる、という新しいスタイルの通信制高校の誕生に、筆者は興味を持たざるを得ませんでした。
まもなく迎える来月6日の入学式には千数百人もの生徒が集まるようで、他校からの転入生や専業主婦も混じっているとのこと。
目指す教育の姿は、「産業界で活躍できる個性的かつ能力のある卒業生を輩出すること」のようです。
両社が経営統合したシナジー効果を出すために、ニコニコ動画や中経出版、バンタンやニコニコ超会議などでN高校を支えていくようです。
この中では、筆者の無知でしたが、専門学校を運営しているバンタンが統合直後のカドカワグループに買収されていたことは全く知りませんでした。バンタンは有力な専門学校運営主体だと以前より思っていたから尚更です。
N高等学校のような教育スタイルは、早かれ遅かれ、いつかは登場するとは思っていました。
生徒が入学後から学び続けて卒業時にどれくらいの成果を出すことができるのか、筆者も注目していきたいと思っています。
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