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増税論議が活発ですが

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tax.jpg来年2017年の4月に当初の予定どおり、消費税を8%から10%に増税するかどうか、有識者を交えて活発に議論されています。

昨日は、国際金融経済分析会合の初会合が首相官邸で開催されました。

この初会合のメンバーの中でも目玉人物は、ジョセフ・スティグリッツ氏で、はっきり言って大物です。

彼は、ノーベル経済学賞を受賞した人物で、現コロンビア大学の教授です。
筆者も非常に信頼している経済学者で、同氏の著書である「入門経済学」はいつも手元に置いている良書です。

筆者が考える良書は、決していまが旬の話題の書籍ではなく、昔から評価の高い、なおかつ繰り返し読んでもいつも新しい発見がある書物のことです。

さらに言えば、論理的に文章が書かれている本のことです。
こうした書籍をじっくり読むことによってのみ、論理的な思考能力が自分に身に付いていくのだろうと信じています。

少し話は脱線しましたが、
今回、スティグリッツ氏が来年の消費税の増税に反対の意を表明しましたので、少なからず政府の最終的な増税をするか再延期するのかの判断に、影響を与えるのではないかと考えています。

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