震災から5年
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早くも東日本大震災から5年という年月が経過しました。
今でも思い出すのは、前日のちょうど同じような時刻(14時46分)くらいに、同じ太平洋でつながった中部地方の海岸線をたまたま所用で歩いていたことです。
太陽が照り、海は非常に穏やかでした。でもとにかく寒かったことを思い出します。
同じつながった海で翌日にはあのような大災害が発生したことは、とても信じられなくて悲しいことでした。
当年の東大の合格発表の様子を伝えた新聞記事も今でも思い出すことです。
合格した男子生徒の発言:「大丈夫です。我々若い世代が必ず日本を立ち直らせます。」
この記事を読んだ筆者は、涙が止まりませんでした。
最後にマハティール元マレーシア首相の言葉を紹介します。
「もちろん復興は完全ではない。だが5年間という月日は長くない。日本だからこそここまで復興できたのだ。他の国なら国民はより感情的になり、様々な問題が生じただろう。」
「日本は自然災害や人的災害を克服する能力を世界に示した。もし私が当時の日本の首相だとしても、今以上の成果を収めたとは思えない。」
「私たちは『ルック・イースト』政策を通じて日本から多くを学んだが、日本人になろうとしたのではない。日本の若者は外国に影響を受けすぎだ。もっと日本に誇りを持つできだ。」
最後は少し提言もありましたが同氏の豊富な経験からくる意見でした。(日経新聞2016.3.11より)
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