失敗例よりも成功例から学ぶ事の重要さ

ビジネスを行う上には、さまざまな原理原則が存在していて、知らないよりは知っていた方がずっと役に立つという定理があります。

その中の一つに、「成功例から学ぶ」というものがあります。
失敗例からではなく、あくまで成功例から学ぶことが重要です。

なぜ失敗例から学んでいけないのでしょうか？
筆者の意見では、"失敗例"から仮に学んだとしても同じ過ちは避けられたとしても、その結果として、じゃあ成功するためにはどうしたらいいのか？が見えてこないからです。

失敗しない=現状維持（または平穏を保つ）
という効果しかないと考えます。

それよりも、成功例から学ぶことによって、出来る限り遠回りをすることなく、自社の成功に向かって進むことができる、と考えます。

むしろ、成功例を学ぶ事によって、成功している企業にはいくつかの共通点があることに気付くかもしれません。

その気付きを得るために、「成功例」から学ぶ、といった方がいいのかもしれません。

他社がどこもやっていない、全く新しい考え方に基づくビジネスモデルを自社で編み出す事ができればいいのですが、そんなに簡単にはいきません。

少し考え方を変えて、成功した企業に学ぶ、というスタイルで考察をし直してみる。意外といい結果が出るかもしれません。