弱肉強食よりも優勝劣敗
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企業組織においては、何より重要なのはチームプレーです。
例えば、就職を目指す就活生が臨む面談に立ち会う企業側の面接官が高く評価して採用をしたがる人材は次のうちのどっちのタイプの学生でしょうか?
- 学生生活では、一人旅で中東やアフリカなどの諸外国を周遊するなどして逞しく過ごしてきました。
- 体育会のスポーツ部に所属して、チームリーダーとしてメンバーをまとめ上げてきました。
確かに1.のタイプの学生も個性的で魅力的ですが、企業側が採用を希望するのは明らかに2.のタイプの学生ではないでしょうか?
なぜなら冒頭の記述の理由がそうですが、1.の学生はチームプレーでの力量が未知数で貴重な採用枠を使うにはある種の冒険を伴うからです。
チームプレーが組織で重要という意味では、本日のタイトルの意味もまっとうなことだと考えます。
企業におけるビジネスパーソンが働く職場においては、自分個人を優先して同僚を蹴落とすような弱肉強食の組織であってはいけないのです。
それよりもむしろ、優勝劣敗でなくてはいけません。優れた者が正しく評価される組織であって欲しいのです。
両ワードは、ややもすると同じ意味合いとして理解している人が多いのかもしれません。
ところが、弱者が強者の犠牲になっているか否という点では明らかな相違があり、そういう意味では「優勝劣敗」こそ組織において浸透して欲しい考え方なのです。
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