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会社員時代の同期との交流

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relationship.jpg先日は、会社員時代(NTT)の同期のメンバー達との忘年会がありました。

私はすでに独立起業して12年目を迎えていますが、いまだに当時の人たちとの交流があることが嬉しいことでもあります。

さて私たちの年齢もすでにミドル層であり、参加者各人にも将来を見据えた自己啓発が必要とばかりに、資格取得が活発でした。

私が保有している公的資格は大したことはありませんが、メンバーを見ると中小企業診断士や宅地建物取扱主任者、ITコーディネータ、消費生活アドバイザーなど多岐に渡っていたのです。

背景には、取り巻く環境が複雑で将来を見通すことができない、という事情があります。誰もがどこでどんな仕事をしているのか、それこそ5年先でさえわからないのです。

例えば日経新聞によれば、1967年から1979年に産まれた次世代シニアと呼ばれる人達はバブル世代と団塊ジュニアを合わせた層で約1500万人いて、団塊世代の2倍の規模とのことです。

彼らが65歳になる2030年代にはミスマッチが広がり、働きたいのに職がない人が190万人も発生するというのです。

こうしたデータは対象者全員に周知されている訳ではないのですが、やはり彼らが感じる漠然とした不安感は的を得ているということなのでしょうか。




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