オルタナティブ・ブログ > 大塚秀樹の“マーケティングマインド”の醸成 >

技術で勝って、商売で負けていませんか?

なぜドイツ人はラグビーをやらないのか?

»

rugby02.jpgのサムネイル画像シックス・ネイションズをご存知でしょうか?
ラグビー分野でヨーロッパの強豪が参加する国際ラグビー大会で六カ国対抗戦ともいえます。

参加国は、イングランド・ウェールズ・アイルランド・スコットランド・フランス・イタリアでカップを賭けてしのぎを削っています。

イタリアに関しては2000年に加入した新興国ですが、この中に見当たらない欧州の雄である大国があることに読者はすぐに気づきましたか?そうです、「ドイツ」が加入していないのです。

ドイツほどのスポーツ大国ならば、どんなスポーツをやっても世界上位に来るはずですが加入していないということは競技自体が活発ではない、人気がないということだと推測します。

確かに筆者の同級生であるラガーマンである友人も七不思議の1つに挙げていたくらいの事象です。

理由はなぜでしょうか?サッカー不毛の地である米国と同じでしょうか?

正否はともかく、理由を自分なりに考えて推測することが大切です。
筆者オリジナルな見立ては以下のとおりです。(もちろん正否は不明です)

ヨーロッパにおけるドイツが占める立ち位置が複雑だということです。
ご存知のとおり、ホロコーストについての戦争責任があまりにも重く、彼らの背中にのしかかっている、という背景が理由と見ています。

つまり、イングランド勢を中心としたラグビーというスポーツは、世界でも有数のファンを誇る超人気競技であり、伝統的かつ審判の存在は絶対という非常に厳しいルールに乗っ取ったスポーツです。

ドイツはそこの仲間に入り損ねた、または入ることを遠慮した、とでも言いましょうか。
身体と身体をぶつけ合い、対戦する相手国の選手に対して時には激しいタックルをする武器を持たない肉弾戦争のようなスポーツであるラグビーに関して、ドイツ人は遠慮気味という見立てです。

確かにドイツ軍を例にとると、紛争地におけるNATO軍を中心とした武力派遣でもドイツ軍は人や武器の提供をしぶっている節があります。物資だけの補給にとどめている(日本に似ていますが)のです。

こうしたことを勘案すると、戦後70年とはいえ、過去の戦争責任に対する国民の深い憂いは今なお根深いと言えるのかもしれません。








Comment(0)

コメント

コメントを投稿する