どうしてノーベル経済学賞を受賞した日本人はいないのか?
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本日の筆者の拙ブログのタイトルは、長年疑問に思ってきたことでしたので、ついに投稿記事にすることにしました。
Wikipediaによれば、
「2015年現在、日本は非欧米諸国の中で最も多い24名の受賞者を輩出しており、このうち2名が受賞時点で外国籍を取得していた。21世紀以降、自然科学賞部門の国別で日本は米国に続いて世界第2位のノーベル賞受賞者数を誇る。」
と記載されています。
確かに、物理学賞、化学賞、生理学・医学賞、文学賞、平和賞といった具合に、日本人はあらゆる部門でノーベル賞をこれまでに受賞してきました。
ただし唯一、「経済学賞」だけを除いては。
専門家の方の意見を参考にした二番煎じで理由を書き出してみると、どうしても経済学の分野だけは欧米が昔から世界をリードしてきて、他の地域の経済学者はなかなか独自性を発揮できてこなかった、というものです。
ただ筆者が考える理由は他にあります。
それは、欧米の経済学者が独自の理論の証明で用いるモデルが、地元である欧米の先進国であることが、彼らに有利に働いている、というものです。
何も日本人の経済学者を中心として、オリジナルの経済理論を誰も構築できなかった、ということは無いはずだ、という考え方です。
それが世界で評価されてこなかったのだから、実証モデルの違いで不利に働いているのだ、という仮定です。
簡単に言ってしまえば、見栄えの違い、と言えなくもありません。
この考え方が正しいかどうかはわかりませんが、一理あるとは思いませんか?
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