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イランより〜ようこそマクドナルド

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iran.jpg今回の私、大塚の拙ブログのタイトルは、先日の日経新聞の記事から拝借しました。
もちろん、内容は違いますが。

結論から言って今回の合意を筆者は高く評価しています。
アメリカを中心とした6ヶ国はイランと約2年の交渉を続けて、ようやく「少なくとも10年間またはそれ以上にわたって核開発を凍結する」という果実を得たのですから。

この合意は、1980年代にアメリカとソ連の軍縮交渉でまとまったどの合意と比べても、はるかに強力な内容だと言われているだけではなく、米オバマ大統領にとっても、先日のキューバとの国交回復に続いて、またしても任期が残りわずかになった中での大きな手土産となりました。

もちろん今回の合意は、イランの国際テロ活動支援や、シリア・イラク・レバノン・イエメンへの影響力拡大などのすべての対外的な勢力拡張のための活動を抑止するものではありません。

それでも1979年のイスラム革命からのアメリカとイランとの間の壁をようやく崩すことができる、という期待からも歓迎されるべき歴史的な合意だったと思います。

何より現地の祝賀ムードの中から見ることができたのが、核合意を祝福するために首都であるテヘランの中心地に繰り出した民衆の喜びの姿でした。

彼ら若者のほとんどは、79年のイスラム革命を知らない世代です。
何といってもイラン国民の平均年齢は筆者の記憶するところでは20歳代後半なのですから。
そして人口も8千万人弱という中東の大国です。周辺国への影響力の大きさは尋常ではありません。

さらに言及すれば、我が国、日本は昔からイランとの関係は良好で、歴史上において悪い関係になったことは皆無のはずです。

だからこそ、彼らの間では親日ムードは昔から高く、今後においてアメリカがイランとの関係改善を進められれば、日本にも更なる追い風が吹くのではないでしょうか。


                       (画像ソース:朝日新聞デジタル)

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