外人の前ではいいフリ?
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私、大塚ですが、再び目線を気にしました。
何のことかと言えば、先日の出来事ですが横断歩道で信号が青になるのを待っていた隣に外人のグループがいたのに敏感に反応して、青信号になる前の横断を躊躇して、お行儀よく信号が変わるまで辛抱強く待っていたのです。(誤解の無いように、車が多く通る大通りではなく、ほんの数メートルの細い道路です)
もちろん、細い道路とは言え、信号無視はよくありません。
私どころか、一緒に待っていた他の日本人も1人を除いて誰も信号無視をしませんでした。
ちなみにその道路の横断では、過半数の人が日常茶飯事で信号無視をする横断歩道です。(重ね重ねよくありませんが・・)
他の横断者も私と同じ気持ちで、お行儀よく青信号に変わるまで待っていたことを内心想像して、微笑ましい気持ちになりました。
いつの時代になっても、私たちにとって外国人は特別な存在で、お客さまのような扱いです。
もちろん私も、20年くらい前のような外人コンプレックス、外人を前にして緊張する、という気持ちは今はほとんどありません。
それでも彼らを前にすると、良く見られたい、という気持ちが自然に沸いてくるのです。
今回、このような出来事があった時に思い出されたエピソードが、昨年のサッカーブラジルワールドカップの会場周辺での、日本人サポーターのゴミ収集作業のことでした。
当時は世界でもニュースになったようで、賞賛の嵐かと思いきや、それだけではなく、奇異に見ている評価や、良い子ぶりっ子を演じている、という一部の国のシビアな反応があったことを覚えています。
今回の横断歩道でのエピソードについて、どう考えていいのか、私はとまどっている、というのが実は本音です。
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