日本人が昔から愛してきた藍色
初めまして。
本日よりオルタナティブ・ブログで記事を書き始めた大塚といいます。
記念すべき最初のテーマに何を選定するのかには随分と迷いましたが、今の困難な時代背景を考え、厳しい局面に陥ったときに立ち返る心の拠り所として、「藍色」というテーマを選びました。
結論的に昔から日本人が愛してきたカラーが藍色である、という主張をしたい訳ですが、我々のこの嗜好は無意識のうちに至るところに表れています。
まず藍色、いわゆる青がかった濃い色の景色を見ると、自然と惹かれます。単純に綺麗、美しい、と思うだけではなく、日本人の気質に元来備わっている、精神性を具現化したカラーだからこそ惹き付けられるのかもしれません。
それは、控えめ・品格・おもてなし・質実剛健というようなキーワードに繋がっていくのかもしれません。さらに海に囲まれた国家であり、山岳地帯の多さも関係しているのでしょうか。
この色は、藍という植物を使って古くは奈良時代から藍染めとして作られてきました。なにも日本だけではなく昔から世界各地で青色を作る染料として藍は重宝されてきたのですが。
実は藍色ですが、日常生活のいたるところで使われています。
・サッカー日本代表のユニホーム(サムライブルーと呼ばれている)
・ノーベル物理学賞を三氏が受賞した青色発行ダイオード(LED)
・そういえば、子供時代に男子は青、女子は赤、というような色分けが何かと多くありました
以上のように、好みという単純な関係性だけではなく、自然と青系統の色(藍色)を使っている、生み出してきたのが日本人だったのかもしれません。
本日、最初のブログ記事の中で提唱したかったのは、ビジネスの現場などで困難な場面に直面したときに、なぜ古来より日本人は「藍色」を愛してきたのか、を考えて欲しい、ということです。
そうすることによって、見えてくるものもあるのではないでしょうか。
このような感じで、ビジネスパーソンの方たちを対象として、少しでも"マーケティングマインドの醸成"に役立つような記事を書いていきたいと考えています。
どうか末永くお付き合いください^^