日本の普通の正月
あと22時間半ほどで2011年が終わります。今年は公私ともにてんてこ舞いぶりがひどかったのですが、仕事納めも済み、家の大掃除に専心できるのも、嬉しいものです。
今日は妻の話です。2010年の4月に一度書いたことがあるのですが、「住民ディレクター」という活動を、提唱者である岸本晃さんのもとでやっているのですが、この活動を拡げるため一般社団法人を立ち上げました。八百万人と書いて、やおろずびとと読みます。Webはこちら。http://www.yaoyorozu-hito.jp/
この社団が、大晦日から元旦に掛けてやるイベントが、なんだか凄いことになっています。
「東峰村」とニッポンのお正月
Facebookページ http://www.facebook.com/events/198112236950174/
社団Ustreamページ http://www.ustream.tv/channel/yaoyorozutv
50とも70とも言われる国内外の中継拠点をつなぎ、大晦日19時から元旦10時までやるそうです。東峰村というのは、社団の拠点がある、福岡県東峰村。
Facebookなどなどで準備過程の妻の発言をいろいろと目にしていて、一番印象的なのは、「日本の普通の正月」というものです。等身大の、日本人の、普通の正月。
妻は、最近テレビの番組(ドキュメンタリか?)を見てもつまらないと言います。テレビの番組の演出にリアルさを感じないということだと思います。自分たちがやっている番組の方が、リアルだと言います。テレビの正月番組を思い起こすに、もちろん、たくさんの皆さんに共感されるであろう、典型的な正月の風景が映し出されるんだろうと思いますが、もっとリアルで、息遣いが伝わってくるような、等身大の日本の正月を、この番組は切り取ってくれるのではないかと思います。
先日、スチールパンバンドをやっている友人にバッタリ会ってこの話をしたら、カリブ諸国では、音楽は必ずしもメジャーのプロが提供するものではなく、その地域で上手な人が道ばたなり酒場なりで提供する、身体感を伴うものなんだ、ということを言っていました。この身体感というのが、ここでいうリアルというものの一面を良く示しているように思いました。
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