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メルトウォーターのオフィスお披露目イベント実施

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先日、Meltwater Japanのオフィスお披露目兼説明会(報道関係者向)が開催されました。

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ロゴ入り特製どら焼き

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APAC Executive directorのJohn Boxさんと代表取締役 赤平百合さん

Meltwaterはネットの記事や評判をモニタリングし、可視化・分析するサービスをクラウドで提供している会社です。

会社のスタートは2001年、ノルウェー科学財団からの1万5000ドルの出資で、ヨーン・リセゲン氏が創業、15年後の今では、世界50+拠点、1100人以上の社員、24,000社を超えるクライアントを抱える世界企業に成長しました。今ではリセゲン氏の構想でMeltwaterテクノロジー起業スクール(MEST)などの取り組みも行っています。

ユーザーは企業の広報部門やマーケティング部門。自社や競合他社のネットの評判を知ったり、キャンペーンなどの効果測定を行い、市場の理解やソーシャルメディアを活用したビジネスに活用出来ます。世界の260,000のオンラインニュース媒体、300億以上の記事、3千万以上のブログ、YouTube、Facebook、Twitterからの検索が可能とのことです。デモを見ましたが、投稿がネガティブだったかポジティブだったかも可視化できます。ネットの評判と記事とを両方見られるのは広報担当者にとってもとても便利そうです。

Dashboard Sample 2.png

facebookのトピックデータも提供

個人的に注目しているのは、facebookがこの3月10日にアナウンスしたトピックデータ(匿名のビッグデータ)の分析を行える事。この機能はfacebookとDataSift社の提携で実現したもので、現時点では誰もが自由に利用出来るわけでなく、DataSift社のパートナー企業だけが提供出来ます(参考:TechCrunch)。そしてMeltwaterは3月14日にDataSiftとパートナーシップを結び、トピックデータの提供を始めました。このあたりの動きがとても気になります。

同社は広報活動に力を入れるべくこの春にPR会社を選定、こちらの記事にもあるように、香港ではTEXT100社がPRパートナーとして選ばれ、日本では弊社、ビーコミが担当させて頂くこととなりました。余談ですが外資系企業では地域に根ざしたブティックエージェンシー(小規模なエージェンシー)をパートナーに選ぶ場合と、世界規模のPRエージェンシーを本社で選定、その支店が各地でサポートする場合に大きく分かれるのですが、どちらのも利点、欠点があります。もし興味がある人がいれば今度ブログで取り上げたいと思います。

さて、同社の日本法人の話ですが、日本法人は2008年秋にスタート、大きく成長し現在は社員25名(平均年齢28歳だそうです。若い!そしてほぼ全員がバイリンガル!訪問した時に海外に行ったかと思ってしまいました)となり、今までのオフィスが手狭になったため、恵比寿のオフィスにこの3月に移転、今回のお披露目会を迎えた次第です。

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エントランス

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こんなものも。

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ベンチャー企業にはお馴染みの卓球台!

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普通の机に同じく北欧のIKEAの机を載せて、スタンディングで仕事(他の地域のオフィスでも同じようにしているそうです)

広報の仕事をしていてやり甲斐を感じるのは、最先端のサービスや製品、そして優れたリーダーシップを持った起業家や優れた広報担当者といち早く出会える事(お客様事例)いいサービス、商品を埋もれさせないで、必要とする人にメディアの力をお借りして知らせて行く。そんなつもりでPRパートナーとして活動していければと思っています。

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