花見シーズンに目黒川クルーズ乗り比べをして見ました
目黒川のお花見シーズンに中目黒駅近辺の見事な桜を歩きながら堪能というのもありですが、近年はさほど混まない少し下流を楽しむ人も増え(少し桜は細くなりますが)、それぞれの方法で川の中でも楽しむという人も出て来たように感じました。
カヌーやジェットスキー。今年初めてみかけました。
誰でも自由に出来るのでしょうか?楽しそうです。時間帯によっては、川の中が混雑していました。
そんな中、私は昨年から気になっていた、目黒川のクルーズを2つ、体験してみました。
ひとつ目。
特定非営利活動法人 目黒川五反田協議会の運営する「目黒川で水辺ツアー」です。1回2000円。時間は40−50分程度。ネットで予約し、料金は当日払い。乗り場は、五反田駅から徒歩5分ほどの五反田ふれあい水辺広場。さくらてらす前。救命胴衣はお腹に巻くタイプ。船は電動&速度遅め。小さい船です。屋根があり、雨が振っても大丈夫&寒くありません(余談ですが、屋根の無い船で雨が降るとレインコート着用になるようです)。逆に屋根があるので上を見上げたり撮影するときには少し視界の妨げになります。一度の乗船人数が少なく(10名程度)アットホームな感じ(若干揺れます)。真ん中に座席が無いので、ほぼ全員が窓に面した席になり、外の雰囲気を充分堪能出来ます。この船は災害時にも活用されるそうです。走行距離はあまり長くありませんが、お値段がお手頃なのと、乗り場が駅から近いのも魅力です。
(google フォトに写真を保存したら自動的に作成されたアニメーションです。ちょっと乗っている雰囲気が味わえるかも)
ふたつ目。
Zealの運営する「ジール目黒川お花見クルーズ」。1回3600円。時間は60−70分程度(船に乗り込む時間含む)。ネットで予約し、5日以内に振り込み。日程変更の際も変更料不要(1回限り)。乗り場は天王洲ヤマツピア(天王洲アイルから徒歩8分程度)。
救命胴衣は座布団式。船内にトイレ有り。前者と比べると船の速度が速く安定していて、別の船とすれ違わなければ、それほど揺れません。飲食物の持込みが可能で、ヤマツピアのレストランで買ったシャンパンなども持ち込めます。気をつけるべき点は1つ。早く桟橋に来て受付をしたとしても、座席への案内は予約日順。一度に40名程度乗るので、早めの予約に加え、桜の開花や天候に合わせて、早めの予約変更が眺めのいい席をGETする「鍵」のようです。(何故か私たちは予約名簿から漏れていて、電子メールの控えを見せて乗りました。念のためスマホなどで申し込み記録を見せられるようにしておくと良さそうです)
桜が終わりかけの時は花筏(はないかだ)も楽しめます。
どちらも共通していたのは船頭の方が楽しく橋や地名の由来、地域の歴史、桜の蘊蓄などを語ってくれる事です。花以外にも知識が豊富になり、大人も子供も楽しめると思います。鴨などの水鳥も見る事もできます。普段とは違う視点で新たな発見があります。
こちらは五反田付近で撮影した、地下鉄地下水。近くを歩いても目線が違うので気づきません。
他にもいろいろな目黒川花見ツアーがあるようです(二胡野演奏付、シャンパン付、和菓子付など)。来年もまた乗ってみたいと思いました。余談ですがネット予約や決済がもっとスムーズにできたらいいなあと思いました。
#自腹で乗った体験談です。